今度もダート道はやっぱりきつかった!(2/25 快晴 Port Sorell)

07時起床。無事の知らせメールを打ち、記念写真を撮り11:30出発。York Townで左に折れ、ダート道に入る。最初の4、5キロはまずまずの走りやすい道だったのが段々と小石が多くなり、徐々にでこぼこ道に変る。そのうち、目の前に突然、45度もあろうかと見える急坂の壁が現れる。それを見た瞬間もう駄目だと思い、自走を諦め、自転車から降りてタスマニアで3度目の手押し。Kemeちゃん、戦意喪失か、何やら、木影に入っていく。ここからの上り坂がきつい。小石に足を取られずるずると滑りやすい。今日はどうしたのかKemeちゃんどんどん先に手押しで上っていく。2キロは歩いたであろうか、ようやく頂上に到着。


Hard君の荷物はかなり重い。先に頂上まで行って自転車を置いて戻ってきてHard君の自転車を押してあげようと必死で先を急いだが、半端じゃない急勾配の上り坂で計算どおりには行かなかったぁ・・・・(keme)


昼食にしようかと思った時に反対方向から、女性サイクリストと出会う。ドイツ人サイクリストで仕事を辞め、76歳になる父親と旦那さんに留守を頼み、タスマニアを3月間の予定で旅行中で、丁度1週間だという。4月に旦那さんが3週間休みを取ってこちらに来るので、合流し、キャンピングカーで回るのだそうだ。自転車20kg、荷物30kg、体重60kgで、毎日のスタートが11時過ぎで一日の走行距離が20kmで、我々もせいぜい、50か60kmくらいだと言ったら、速いとびっくりされる。ハイデルブルグに来た時は是非寄ってねと、言われアドレス交換して別れる。


峠のてっぺんでサイクリストに出くわすなんて!お互い坂を必死で上ってきているため心は直ぐに通じ合う。とても明るい女性で今までの疲れが飛んでしまった。(keme)


フェリーの出発地Devonportに行くかどうしようか悩むが、時間的に厳しいので、ドイツ人サイクリストが教えてくれたPort Sorellのキャンプ場に向う。18:30到着、二人で14ドル(確か、サイクリストの話では5ドルだったのにと思ったが、後で分かったのだがキッチンの前が5ドルだった)で海が見えるがキッチン・トイレから遠い。他に、日本人カップルが一組。ワーホリ中で仕事を探すため今日着き、1週間で75ドル。安いので即決めたという。


テントからキッチンまで300mほどあり、調味料等忘れものがあり何度も往復してしまい食べる前にもうくたくただ。夜空は天の川、三ツ星(ペガサス?)がよく見え、今にも星が降ってきそうな感じです(Keme)



(Beauty Point〜Port Sorell 57km、Beauty Point Tourist Park テント泊)



   
木下で落木が怖かったんですがふわふわの芝生。風が強く吹かなければ最高バーベキューキッチン。



最初はこんな走りやすいダート道だったんですが


  
目の前の壁のような道に向って勢いをつけて走り出すも、直ぐに、ギブアップ



ちょうど下りと上りが交差する場所で出会ったドイツ人サイクリスト