初めてのダート道、これでもかと続くアップダウンに音を上げる!(2/14 快晴 Dunalley)

06時半起床。07時を過ぎてもキッチンの鍵が閉まったまま。08時近くになっても開かない。ついに車組みの家族がしびれを切らし、ドアをガンガンゆすり、中で寝ている客を起こす。


朝食時にスイス人サイクリストに昨日会った2週間で1400km走るというサイクリストの話をしたら、普通だよと事無げに返される。逆に、NZで会った63歳のドイツ人サイクリストの話をしてくれる。何と27年間自転車旅行をしておりこれまでの走行距離が100万kmになるという。朝7時から夜7時まで走り、一日平均140kmそうだ。新しい町に着くと、そのインタビュー記事のコピーを配って回るそうで、そうするとコーヒー、食事をただで頂けるようになるとのこと。こうやってただでありつけるのだと、それを実演してくれたそうだ。その新聞コピーを見せてくれる。


我々の前にテントを張っていたサイクリストは09時に出発、08時過ぎに起きて来たスイス人サイクリストも荷物が軽ければ軽いほどいいと言って、10時前に出発。結局、我々が一番最後の10:15出発となってしまった。


Kemeちゃん、昨日とは打って変って朝から調子がいい。Orfordで二人組のサイクリストが我々を追い越して行った。それを見てKemeちゃん追い駆け出す。すぐかなり険しい上り坂。Hard、ついに自転車を降り押して上る。Kemeちゃん、果敢に二人組みを追い駆ける。Buckland手前でその一人に追い付く。


今日はなぜか腰の調子がいい。その上私よりスピードが遅そうなサイクリスト発見。よっしゃ追いついてみせるぞとスピードアップ。追いついた時はめちゃ満足感ありだ。やったぁ!(keme)



二日前にColes BayからSwanseaに向う途中に出会った中年二人組サイクリストでした。今日の予定地も同じでBukclandから砂利道を通って行くという。舗装道路より40kmショートカットになるというので我々も同じルートを走ることにする。直ぐにこれから28Kmが砂利道との掲示板。5kmほどは走って昼食にする。それからが大変。険しい上り。自転車を漕いでは上れない。日差しもきつい。10m行っては休みを何度も繰り返し、頂上付近まで押して上る。これでもう下りかと期待しても、アップダウンの連続で平坦な道は続かない。標高も300mくらいなのだが、とてもつらい。NZよりもきついように感じる。車は15分に1台の往来があるかないかぐらいで、その点は楽なんだが。


舗装していないがたがた道を走るなんで生まれて初めてだよ。石ころの上に乗っかってしまうとスリップして恐い!舗装道路の有難さをしみじみ感じたよ(keme)



15時半過ぎに反対方向からのアジア系サイクリストに遭遇。日本人かと思ったら韓国人と台湾人のカップル。彼らも相当へばっており、当初はOrfordまでの予定だったが手前のBucklandで宿を捜すと言う。Duではホテルの裏の無料キャンプ場に2日泊ったそうだ。


17時半ようやくDuに到着。ホテル裏の無料キャンプ場に行って見る。近くにトイレがない。テイクアウトの店で観光案内板近くの公衆トイレ付近でテントを張っても問題ないかと聞いてみると、特に問題ないというので、今日はそこにテントを張ることにする。目の前が水路になっており見晴らしが非常にいい。19時にトイレの鍵が閉められてしまう。風の吹きさらしで、外は寒いのでテントの中で夕食。


水道の水で体を拭くがなんだかべとべとして気持ち悪い。その上しょっぱくてHardくんは汗かいたからだよと言ったけど、後でこの水道水が海水が混ざっていることが分かりました。(keme)



(Triabunna〜Dunalley 64km、Dunalley公園 テント泊)



キャンプ場の朝。ご覧の通り、ギュウギュウ詰めでした。



砂利道・ダート道への分岐点



アップダウンの険しくて長いダート道でした



ようやく砂利道・ダート道の終点に近づいてきました