難なく、Lindis峠越えに拍子抜け(1/11 曇り・晴れ Tarras手前25km)

今日は標高差700m、300m地点からスタートで1000m近いLindis峠越え、且つ、80km先のTarrasまで店が一軒もなく、厳しい一日が予想されるのでいつもよりより早く出発しようと、06時半起床。今にも雨が降りそうなどんよりとした曇り空。07時過ぎにはドイツ人カップルはテントを引き払っていた。07:10キッチンに行くとドイツ人カップルが朝食中で、我々を見て、今日は一体どうしたんだと冷やかされる。彼らは別のルートを走るので今度はケルンで会いましょうと07:30出発していった。


テントサイトに戻ると、08時前にスイス人タンデム、09時10分前にはNZ人、ついでドイツ人サイクリストが出発。結局、びりの10時出発。他の人より荷物が多い上に食料も多いので、各バッグへの仕分け、その上に雨対策、そして自転車へのくくり付けに毎回、1時間半〜2時間かかってしまう。


走り出して間もなく、予想に反し、晴れてくる、しかも無風で軽快な走りが続く。途中で、アジア系のサイクリストに会う。2度目の日本人サイクリストかと思ったら韓国の大学生。昨日はハンティングの人と一緒に野営し珍しい経験をしたが寝たのが深夜1時過ぎになってしまった、今日110km先のCromwellに友達と会う約束しているという。1時間ほど、Kemeちゃんを先頭に他のサイクリストとの初めての並走。そろそろLindis峠の上り坂に差しかかろうかいうところで休憩所があり、時間も12:00。大学生は先を急ぐというのでそこで別れ昼食。


Lindis峠はなだらかな上り坂、苦しい急坂を予想していただけに意外に難なく到達してしまった。下るにつれだんだん緑が戻ってくるが、回りはほとんど人家の気配がないところをひたすら走る。54km過ぎたところで川が右手に見え、1台のキャンピングカーが止まっている。先へ進むかどうしようか迷っていたら、そのキャンパーから手招きされ、自然がきれいだし安全だよと言われ、ここにテントを張ることに決める。以前オーストラリア人カップルに教えてくれたキャンプ場だ。


今日はワインより水が大事と3リットルのペットボトル1本1と750mlのペットボトル2本積んで、ワインはなし。でも、自然の緑に囲まれた無料のキャンプサイト、近くを流れる川で歯磨きし早めに就寝でした。


手招きをしてくれたキャンパーがお水はあるのか?と心配してくれた。ありがとう。重いお水や食料を全部もってくれたhard君ありかとう。設備も何もないキャンプ場だか、自然に囲まれて、美しい風景を見ながらの生活も素敵だね(keme)


(Omarama〜Geordie Hill Campsite 57km 、Geordie Hill Campsiteテント泊)


今日の難所リンディス峠への道です。       頂上到着、万歳。後方に見えるのが上ってきた道です。


   
リンディス峠頂上の標識             下りの標識



ここから長い下りの始まりです



本日のキャンプ場