9/14 Archar 快晴(ブルガリア入国、民家に泊めてもらう)

10時前にチェックアウトして直ぐ近くの広場でペットボトルに水補給。父親がドイツ人、母親がセルビア人で小さい子連れから声を掛けられ一緒に写真を撮らせてもらう。国は違ってもどこでもかわいい。


広場でブルガリア国境までの道をきく。Velo6ルートだと遠回りなので、道案内をするから着いて来いと言われ、着いて行かざるを得ず、その自転車の後に付いて幹線道路を走る。郊外で別れそのまま国境まで走る。幹線道路なのに車の往来がほとんどなくて非常に走りやすい。11:15国境に到着。160゙ィナール手元に残っているのでそれで飲み物を買い一休み。


国境を越える車も少ない。サイクリストに至っても一人もいない。いろいろとあったセビリアに別れを告げ、12:30ブルガリアBregovo入国。町というか村に入ると、ロシア語のような文字でVidinはどちらを走ってよいか全く分からない。道を歩いている人もほとんどいない。ようやく見かけた人に聞いてドナウ川沿いのVelo6ルートでなく幹線道路を走ることにする。道は広くて路肩まで整備されていて
しかも車の往来が少なくて非常に走りやすいが、セルビア同様暑くて炎天下での走行で木陰がないと辛い。


16時過ぎVidin到着。まず銀行を探す。手元現金が厳しいので、VISAカードで50Lev(BGN)引き出す。でも1ユーロが ?Levか分からない。直ぐ近くに両替場があるので50ユーロ両替してみると97Levだ。全部で大体75ユーロだ。これでは心許ないので銀行に戻りATMで更に50Lev引き出す。


地図には次の町にキャンプ場があることになっているので、途中スーパーに寄ってパンとヨーグルトを買い腹ごしらえして出発。町の郊外に着くが、どう見てもありそうにないのでキャンプ場の印のある次の村に向かう。途中ガソリンスタンドでキャンプ場が近くにないか訊ねるとArcharにあるとトラックの運転手が教えてくれる。ガソリンスタンド近くで葡萄を売っているおじさんのところで葡萄を1Lev分買うとおまけだと支払った分以上の葡萄を袋に入れてくれる。


ドナウ川沿いにArxxxに向かって走る。途中の村で1リットルのペットボトルに入ったビールと水1リットル買ってキャンプ場あるか確認して先を急ぐ。教えてもらった所に着いたと思ってレストランでキャンプできる所はどこかと訪ねるとここではできないという。近くにいた運転手に再度確認すると、ここから5キロ先のガソリンスタンドの所でキャンプができるという。19時を回り辺りは薄暗くなる。兎に角そこへ行って見ることにする。Archarの村に入った時は更に暗くなる。


村の外れでガソリンスタンドではないがそれらしき建物が見えたので中に入ってキャンプ場はどこかと訊ねると、逆方向で今来た道を戻れという。何度か本当にそうかと確認していると男の人が出てきてここに泊まっていけと言ってくれ倉庫になっている建物の中に案内してくれる。ここでいいからテントを張らせてほしいと頼むとベッドは別の場所だと言い、まずは食事だと他に10人くらいで


わいわい言いながら食事をしているところに案内してくれる。どうも、泊まって言ってくれた人がこの店の社長で他の連中は従業員ぽい感じだ。ビール。ケバブ、トマトサラダをたらふくご馳走になる。そのうち従業員らしき簾中がばらばらと車に乗って去って行く。社長と奥さんの2人になったところで店というか工場というか扱っている物を見せてくれる。22時に娘さん夫婦が車でやってくる、23時頃までいて明日は子供が学校だと家に帰っていく。


ゲストルームのような部屋でソファをベッドにしてくれてそこで寝かせてもらう。言葉は全く通じず会話は成立しないがこんなことを言っているのだろうと推測。何だか訳が分からないうちに家に泊めてもらい食事までご馳走になってしまいました。


Negoin〜Archar 74km、民家に泊めてもらう


  
ホステルの二階から              Negoin、町の中心広場  
   
日本語で声を掛けてくれたセルビア一家
   
楽しい思い出が一杯のセルビアもここでお別れ        ブルガリアに入り、更に殺風景な風景が続くようになる
   
                                           ブドウ売りのおじさん。おまけしてくれた
 

  
宴会の最中、一緒に仲間に入れてもらう。でも全く言葉は通じない