11/21 ワイナピチュ山(2690m)からのマチュピチュの眺めに感動!

4時半起床しバス停へ。5時半の始発を待つ人達で既に長蛇の列。5時半、シャトルバスが乗客を乗せ順々に出発して行く。くねくねした坂道を登ること30分。マチュピチュ(標高2440M)に着くと雨が降り出す。カッパを着て入口で地図をもらって遺跡内に入る。クスコ、八幡の宿でで教えてもらった通りに遺跡コースを逆走する形で遺跡東端にあるワイナピチュ入口は向かう。入口に着いた頃には雨が上がり、晴れてくる。入口付近は既に7時開門を待つ人が何十人もいる。列に並んでいると、何と八幡で一緒だったカナダ留学から日本に戻る途中のM君がやって来る。彼は朝、4時に起き歩いてバス道を登ってきたそうで、もうくたくたでワイナピチュ山を登るのを諦めようかと言うが、折角だからと列に招き入れる。

パスポートを提示し、入山台帳に名前と入山時間(07:40)を書き込む。70人目だった。八幡では、高尾山登山みたいなもので簡単に登れますよ聞いてきたがとんでもない。目の前に見えるのは、標高差250mの断崖絶壁の険しい急勾配の山。高所恐怖症のkemeちゃん大丈夫か心配だ。四つんばいになりながらやっとの思いで登頂。霧が晴れ徐々に空中都市マチュピチュが遠くに現れ出て来る。頂上からの眺めは、正に「絶景!」の一言。最高の景色だ。が下山が大変。下を見ただけで心臓がパクパク、膝がガクガク震えてくる。ほうほうの体で岩にへばりつきながら下山する。親切なペルー人が手を差し伸べてくれ無事を降りることができた。膝がもうガクガク、太腿もパンパンだ。台帳に下山時間(11:04)を記入する。台帳を見ると、M君を初め既にほとんどの人が下山していた。

マチュピチュの中にはトイレがなく、また中では食事禁止なので、一旦入口ゲートに戻り、外に出る。トイレを済ませ、売店でハンバーガを買うがメチャメチャ高い。日本の値段と変わらない。ランチを食べた後、再度入場してマチュピチュを歩いて回る。午後から天候が悪くなる。見張り小屋付近で雨に会い、小屋で15分の雨宿り。それから市街地→主神殿→日時計→コンドルの神殿→皇女の宮殿→王の別荘をみて回る。こんな高地で緻密に見事に石積みされた遺跡を見るに付け、改めてインカ文明への興味が沸いてくる。階段の上り下りで足がふらふらだ。午前中に登ったワイナピチュを見ると、良くぞあんな絶壁の山に登れたなんて信じられない。でも登った価値は充分にあった。


16時半、シャトルでマチュピチュ村に戻る。明日の汽車の切符を買い、宿に戻る途中、またしても雨が降り出す。レストラン街で客引きに合う。予算かなりオーバーするが、雨宿りも兼ねそこで夕食にする。今夜もシャワーは水だった。。

Aguas Calientes~Machu Picchu遺跡(往復バス)、0km HOSTAL ANGIE`S 30ソレス 2泊目

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マチュピチュ着いて直ぐは雨。 ワイナピチュ登山入口

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登山道

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霧が徐々に晴れて

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左に見える道がマチュピチュへのバス道

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眼下に見えるのがマチュピチュ遺跡全貌

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ワイナピチュ登山ノート

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インカ道。段々畑

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マチュピチュとワイナピチュ

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精緻な石積みにはびっくりします

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張り巡らされた水路

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リャマも見えます