12/15 ボートに乗り、アマゾン上流へ

朝の車窓からの眺めは険しい山ではなく平原が続く。しかし、平坦なガタガタ道が延々と続き上下に揺られっ放し。段々よ気温が上がってきて、酸素も多く息が楽だ。景色も木々が多くなった。小さな村に入ると電気があるが途中藁葺き小屋が見られ全く設備の無いとこで住んでいる人々がいるのに驚く。ある村の食堂で小さな男の子が哺乳瓶片手にテーブル横で放尿している様を見てしまった。げぇ~!食堂選びは慎重にしないと。10時、終点Rurrenabaqueのターミナル到着。

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一夜明けると

ここからラパスで聞いていた通り、タクシーでアマゾンツアー会社に向かう。ここでのタクシーはバイク。2台のバイクに跨り、ツアー会社に行くと、今日のツアーは9時に出発してしまったので、明日のツアーにしてくれと言われる。但し、200ボリでタクシーチャーターして後を追いかけSanta Rosaで合流することも可能だと言われる。一泊の宿代と食事より割高になるが時間節約になるとタクシーチャーターすることにする。

アマゾン奥地へ向かう道はガタガタ道だが、周りは平原が続く。農場になっているのか牛が放牧されているところもある。アマゾンはブラジルだけかと思っていたのがボリビアでもアマゾン体験ができると聞き急にツアー申し込んだ次第。以前にアマゾン移民のルポを読んだことがあるが、故郷を捨て遙か彼方の地までやってきたのに、夢と現実は異なり、泥んこになりながらジャングルを切り開くことから始まったというようなことが書いてあったと記憶するが、その当時、今よりもっとすごいところを走ったんだろうなと想いを馳せる。長いサラリーマン生活の中で最も苦しかった時、この本を読み返し税理士勉強しようという契機になったことをふと想い出す。

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チャーターしたタクシー

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車窓風景

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あばら骨の見える痩せた牛の大群

二時間以上走りSanta Rosaに到着。入園料一人150ボリ支払い、レストランで昼食。それからボート乗場で下車、ここで先に出発していた6人にツアーグループに合流。アメリカ人カップル、アイルランド人それにスウェーデン人\カップルだ。14時ボートに乗換え川を上る。途中、ワニ、イルカ、猿、珍しい鳥が見える度にボートを止めたり、岸に寄ったりしてくれる。17時ロッジ到着。ボートを降りるとすごい数の蚊がぶんぶん飛んでいる。19時夕食。20時ボートに乗り懐中電灯でワニ探し。ガイドさん子供のワニを捕まえる。夜の星空が輝き本当に綺麗だ。ロッジに戻り、遅くまでトランプのウノをして寝る。ベッドには蚊帳がしてある。

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ボートに乗りアマゾン上流へ

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ワニ

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ロッジ到着


Rurrenabaque~Santa Rosa 0km、Santa Rosa Lodge