7/4 南米一を争うサッカーの試合

19日に自転車用の段ボールを取りにもらいに行くことになっていた自転車店に事情が変わって直ぐに段ボールが欲しいと電話を入れたが、今は在庫がないと言われる。ネットで調べた近くの自転車店にHさんに電話で問い合わせをしてもらうと幸運なことに有るから今すぐ取りに来いと言われホット胸を撫で下ろす。宿から1.5km程のところで、歩いて取りに行く。無料で頂けた。大きな自転車用の段ボール二つを二人で抱え、次にフライトを予約した航空会社へ料金の払い戻し手続きの相談に行く。本社に問合せるので金曜日にまた来てくれということになった。それから宿まで段ボールを持って帰るのは大変だった。自転車を捨てる選択肢もあったが、一年と八ヶ月をともに旅した自転車を置いて帰る気にもなれず一緒に帰国したい。県人会館に必死の思いで持ち帰ると、花火の音がバンバン鳴っている。聞くと、今夜は歩いて直ぐ近くのサッカースタジアムでプロチーム南米一を決める試合で、しかも地元サンパウロのコリャンチャスとアルゼンチンのボカジュニアとの決勝戦だそうだ。何故だか分からないが平日の水曜日の夜中22時にキックオフ。県人会館前の通りには警官が暴動が起きないよう待機している。21時、会館に寝泊りしサンパウロ新聞社に勤めているK君からインタビューを受けた。これまでの自転車旅の事を話す。私達の事が新聞にでるなんてわくわくだ。それが終わってから同じ宿の人たちとテレビ観戦する。コリャンチャスが前半戦初ゴールを入れると歓声とけたたましく花火が打ち上がる音が聞こえてきた。庭に出て道路を眺めるとスタジアムに入れなかった熱狂的なファンが花火を打ち上げていた。我々もその興奮を味あう。さすがサッカー大国だ。後半戦にコリャンチャスがもう1点ゴールし、2対0で勝利し優勝だ。深夜24時を過ぎても花火が打ち上り外はすごい熱気の中いつしか寝てしまった。

Sao Paulo 走行距離0km、鹿児島県人会館 60レアル 2泊目

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自転車ショップでもらった段ボール
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県人会館一階のソファでサッカー観戦
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表の道路は警察車が警備