12/14 恐怖の絶壁

自転車は廊下に鍵で固定しカバーをかけ、荷物5個は宿の鍵のかかる倉庫に預けて、宿を出る。わんさか走っているミニバスのフロントの行き先の標識を一瞬にして、行きたいバスを見つけるのが至難だ。20分近くミニバスに乗り、バスターミナルのあるVilla Fatimaに着く。10時半発ではなく12時発と言われ、水・パンなどを買い、ターミナル直ぐ前の食堂でコーヒー・お茶で時間を過ごす。どこへ向かうのか分からないが大型バスが一杯で、商店・露天商・人も多い町だ。

12:25出発した。他に西洋人カップルが一組、後は現地の人だ。町を出てどんどん北へ山を登っていく。「地球の歩き方」を読むと恐ろしいことが書いてある。「ラパス~コロイコは国内でも最も死亡事故が多い、有名な恐怖の絶壁(300m)が続く、道幅の狭いルートで、年間200人近くの乗客が谷底に転落して命を落としている。事故のほとんどは道が非常にぬかるむ雨期(11月~2月)に起き、だいたい大型バスやトラック」とある。対向車とすれ違う幅も無いがた片道。バスの座席が高く、窓から下の覗き込むが路肩が見えず、谷底が見える。300mの絶壁はどこだったか分からないが、300mどころかそんな道が延々と続く。生きた心地がしない。ラパスでのような激しい雨が降らないことを祈る。幸いにして小雨程度の雨。飛行機で1時間で一気に飛んだほうがよかったかも・・・。でも600ボリと80ボリ(バス)の差は大きいしなぁ。コロイコ(?)の町19時到着。ここで30分の夕食休憩。途中のトイレ休憩もそうだが、乗客の点呼もせず、突然エンジンをかけ発車するので取り残されないか気が気でない。その後もガタガタ道のすごい道路が続き揺れっ放しで、体中シェークされ、脳天は泡だらけで眠りにつく。

La Paz~Rurrenabaque、バス移動 車中泊

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出発前のバス

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車窓風景。落っこちないか不安でした。

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トイレ休憩