11/25 雄大な景色を眺めながら快走

水・果物を買い、宿を9時出発。快晴、鳥の声を聞きながらウルバンバ川に沿って走る。アップダウンを繰り返しながら、徐々に高度が上がっていくが、上り一辺倒ではなく平坦で真っ直ぐな道も続く。そんな時は左右の景色を楽しみながら走る。景色はスケールがでっかいって印象だ。山あり畑あり川ありでのどかだなぁ。川の色が茶色から透き通ったきれいな水に変わった。何で?

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Quiquijahaの町並みと宿の前で見かけたインディヘナ

San Pedro(標高3475m)郊外通過。羊番をしていたインディアナがあそこにインカ(ラクチ)遺跡があるよと教えてくれる。100m横道に入ると、教会・遺跡があり広場には土産の露店が一杯。「コンドルは飛んで行く」の音楽が流れている。ブレスレットを買ったら、毛糸で編んだお花をサービスしてくれたので折り紙をプレゼントしたら喜んでくれた。

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インカ(ラクチ)遺跡

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ラクチ遺跡で見かけた鳥、多分コンドル(?)

道路は舗装され、走っている車は大型トラック、大型バス、マイクロバス、ワンボックスカーが大半で自家用車は10台に1台(いやもっと少ないかもしれない)といった程度。車の往来は少ないが上りになるときつい。泥壁に茶色の瓦で村は全体に茶色っぽい。家族で畑仕事をしていたり、あのカラフルな布に枝を包んでかついでいるおばちゃんにあったり、みんな働き者って感じだ。

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道路工事のため一方通行  

14時半、San Pabroの食堂に入りランチを食べる。おじさんが自転車を食堂の中に入れて停めるのを見て、我々も同じようにする。店の中に自転車を停めての食事は初めて。一人2ソレル(60円位)でスープと一品だ。Sopaと言われるスープはジャガイモ・人参・麦。豆など具沢山でどこの店でもおいしい。お腹一杯のジェスチャーして料理を少し残したら、お店のおばちゃんはお腹の調子が悪いと勘違いし、コカの葉をくれた。口の中に入れ噛むと胃の調子がよくなるそうだ。

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San Pabroの食堂

16時過ぎ、Sicuani(標高3542m)に着く。割と大きな町で、人の往来も多い。自転車を安全に置けそうなところを求めて数軒回る。自転車を1Fフロント奥の倉庫に入れてくれるところが見つかりそこに決める。残念ながらシャワーはぬるかった。

Quiquijana→Sicuani 70km、Hostel EBENEZER 30ソレス