準備

用意周到に進めた旅行計画でなく、どちらかというと衝動的な思いに駆られてスタートしたため、準備不足も甚だしい、お恥ずかしいお粗末な出発となってしまいました。

以下が思い立ってから出発までの経緯です。


1月:事の始まり

2月:逡巡の毎日

3月:最終決断、会社に退職意向を告げる

4月〜5月:インターネット検索、情報収集

6月:自転車探し、クロスバイク購入

8月:キャリア。サイドバック購入

9月:
9日:証券外務員2級受験(恐らく最後の資格試験受験)
10日〜22日:NZ・豪州の予行演習として韓国自転車旅行(大阪<=(フェリー)=>釜山、10日間、450キロ、自転車購入して100キロ足らずでの旅行となってしまい、当初、自転車ショップの人からもKemeちゃんからも日本国内で十分練習してからでと反対されたものの決行。本心不安だったものの後々の準備不足の結果からすれば、Backpacker hotelに泊まり、外国旅行者と知り合いになり外国旅行の雰囲気に慣れるとの観点からは決行しておいて大正解でした。)

10月:定年退職(月前半:最後の仕事、月後半:連日の送別会。旅行準備はkemeちゃん任せとなってしまいました。)

11月:
 初旬:保険、年金、ハローワーク、市役所、銀行等の手続関係、その他身辺整理。中旬:最後の送別会、帰省し両親への報告等

 下旬:退職挨拶状等々の最後の身辺整理。
   これらをこなしながらの最後の旅行準備

12月1日:いざ出発


仕事をかかえながらの旅行準備は思った以上にきつく、また、退職後一月は保険・年金等の手続関係、溜めに溜めた4、5年分の身辺整理に、当初考えていた以上に時間がかかり、それでも連日、深夜2時、3時までやったものの、結局、サイクリング旅行に必要な物を購入するのに精一杯で、使いこなすまでには至らず、NZ・豪州旅行計画すらほとんどできず、出発の日を迎える羽目に。
また、自転車に荷物を積んでの試乗が1時間程度それも出発の3日前、自転車の梱包(段ボール詰め)が終わったのが自宅出発当日の深夜2時半(出発10時間前)というとんでもない事態にKemeちゃん逆切れ。


「のんびりと二人での自転車旅行という夢」と「旅行準備一向に進まず、最後は時間切れで、とにかく日本出発だと目の前の現実に追われ時間との戦いとなった現実」との余りのギャップに当然、Kemeちゃんからは、ブーブー、非難轟々、険悪な状態に。旅は周到な下準備から始まるというのに、いつものパターンの計画性のない出たとこ勝負の旅に、情けないやら、申し訳ないやら、第二の人生の始まりがとんでもないところからのスタートとなってしまいました。


出発前までに、英語勉強して、料理もやって、マジックも磨いて等々と夢を語っていたのに・・・・。  ごめんなさいKemeちゃん!


 
出発2日前にようやく荷物を積んでの試乗、でもたった30分でした




出発当日の深夜遅くまでかかってしまった自転車梱包、最後何とかうまく納まりました。