8/12  スタンド折れ、黒海の岩場で転び、針金で指を切りと飛んだ災難の連続の一日

宿泊代に朝食付いていないようだ。9時20分、ホテルから裏通りに出て直ぐ茶店でチャイ(紅茶)を飲みながら新聞を読んでいる人たちからチャイを飲んで行きなと声が掛かる。これまで走ってきた町、これからアンカラまで行くつもりだなど話をする。20分休んでお茶代を払おうとすると「料金は要らない」とお店のおごり。道路を渡り、走り出そうとするカラカラと音がする。停まって後輪に目をやるとチェーンが外れていた。直していると荷物の重さに耐え切れなくなったのかスタンドが折れてしまった。

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ホテルの前

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ホテルを出て直ぐの裏通り

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チャイをご馳走してくれた主人

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自転車のスタンド折れる

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広くて平坦で走り易いのだが道路沿線には建物や店はなく右手に黒海を眺めながらひたすら走るだけの単調な走りに何か変化がほしくなる。町に入るには、自動車道から一般道に出る必要がある。昼食を食べに町に入る。町中は車が行き交いこれではスピードは出せないし危ない。

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黒海を右手に眺めながら走る

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町の中でサンドイッチを買って昼食

Cayeli(チャイエリ)という町の10km手前のパーキングで休憩。そこから岩場を降り黒海の海水はしょっぱいのを確かめようと海辺に出る。そのとき岩にびっしりと生えた藻に足を取られ転び膝の皿を強打。幸い右足だけで済んだが痛くてビッコを引いて上る。痛くてこれからアンカラまでどうしたらいいかと不安になるが何とかÇayeliに辿り着く。日本の知り合いの友人を訊ねホテルに案内してもらうが、自転車から荷物を取り外す時に折れたスタンドに残っていた針金で右手人差指を切り出血。いろんな人との出会いがあった一方で飛んだ不幸続きの一日であった。

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滑って膝の皿を痛めた岩場

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日本の知人の知り合いの床屋さんがある一角

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床屋さん

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床屋さん、ブレンドさん、ベディアちゃん

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ブレンドさんにご馳走してもらった

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走行距離73km、Cayeli、Sahil Otel、60リラ(3000円)朝食付