9/19 Varna 快晴(イスタンブール行きのフェリー、10年以上も前にサービス停止)

07:30起床。おばさんは既に仕事に出たようだ。もう一人の旅行だというおばさんはガーガーとすごい鼾をしながら寝ている。我々の朝食後09時に起きて来る。オーナーのおばさんに教えてもらった旅行代理店の場所を調べてもらおうと4階のおばさんの家に頼みに行くが、電話番号が間違っているのか何度電話しても通じない。


13時に歩いて旅行代理店へイスタンブールへの船と汽車についての情報を調べに行く。最初の代理店での話ではどうもVarnaから船はないようだ。イスタンブールへの汽車の切符を買おうと国際列車を取り扱っている別の代理店へ行くと、今朝、トルコでの(線路)補修工事修理のためトルコ行きの列車が本日から2、3ヶ月全線ストップになったという情報が入りトルコへの列車の取り扱いは中止しており、陸路での交通手段はバスしかないのでバスを取り扱っているトルコの会社に問合せたらと言われる。


本当に船は出ていないのか再度、客船ターミナルへ出向いて問合せると10年前から船のサービスは中止しておりバスで行くしかないと言われ、船で黒海を通ってイスタンブールへ行くことを諦める。旅客ターミナル近くの高台の防波堤から黒海を望む。他の海と同じような青い海でしかも波が荒く、高台に押し寄せ波しぶきを上げている。ようやくドナウ川が流れつく黒海を目にし、記念写真を撮る。


郊外にあるバス会社へ行く。イスタンブールへのバスはトルコのバス会社2社が取り扱っており一日2便、朝10時と夜9時の2便。明日の夜9時の便の切符を購入。一人60Lev。朝の便だとイスタンブールがその日の夜の19:30で夜の便だと翌朝06:30到着予定だという。朝の便で申し込んだがよくよく考えるとイスタンブールに夜着いても宿探しが大変だと気が付き夜の便に変更してくれというと、他に2人自転車の乗客がいるので駄目だという。それなら他のバス会社はないかと聞くと、急変。夜の便でOK、切符を変更してくれる。一体、何を渋っていたのか?本当に自転車の乗客いるのか当日になってみないと分からない。


来た時と同じようにバスでダウンタウンに戻り、両替所で10ユーロ換金する。先程バス会社の近くで換金した時は1ユーロ=19.4Levだったのに今回は何と1ユーロ=15.4Lev。Kemeちゃんに指摘され騙された気が付き急いでクレームしに行くと、Buyingレートは15.4、Sellingレートは19.7と掲示してあると言う。確かに小さい時でそう掲示されている。これまで両替えの際サインなどしたことがなかったのが今回初めてサインさせられておかしいと気が付くべきだった。


男が一人両替所の前にいるのも今から思えば変だ。両替前に必ず、レートを目で確認しないといけないと痛感する。これまで騙された経験がなかったのとダウンタウンのいい場所で人も大勢が行き来するところでこんなインチキしているとは思わず気を許してしまい、4Levも損してしまった。


Varnaでもゴミ箱を漁っているところを目にする。ブルガリアはルーマニアと違って大丈夫だと言われてきたけれど、どうもそうともいえないような気がしてくる。


WIFIが使えるCAFEでコーヒーとケーキで一休みして、スーパーで買出しして部屋へ戻り、テーブルでおばさんと一緒に夕食する。一晩20ユーロだったが二日目は15ユーロにまけてくれる。


Varna 0km、民家アパート(有料)


  

  
夢にまで出てきた黒海、終に到着。自転車で最後まで辿り着けなかったのが残念ですが

   
Varna市内