9/16 Oryahovo 午前雨・曇、午後快晴。 ブルガリアの実情聞いてビックリ(アップ順ミスで、日にちが前後してます)

08:30朝食。揚げパンにショッパイチーズとコーヒー。そのうちにブルガリア人とスイス人カップルも現れ一緒に隣りテーブルで朝食。簡単なブルガリア語での挨拶等を教えてもらう。ソフィアの交換留学生としてドイツに留学していた時に知り合ったそうだ。アメリカで3月ほどアルバイトをしたこともありブルガリア人男性は英語が流暢だ。


午前中久しぶりの雨。タンデムカップルと話しをしたり雨具の用意をしたりでホテル出発が12時になってしまう。Kozloduyのスーパーで食材買って駐車場で昼食。その頃には雨が上がり元の暑さに戻る。高い煙突が見える建物(原発?)の近くを通って16時過ぎOryahovoに到着。


明日はPlevenから汽車に乗ることにする。ドナウ川も今日が見納めになるので時間は少々早いがここに泊まることにし、できればここでキャンプすることにする。スーパーの近くにいた人に訊ねるとどこでもキャンプしていいそうだ。ベンチがありドナウ川の見晴らしのいい場所でテントを張ることにして、直ぐ近くのレストランで夕食にする。

メニュが全てブルガリア語でチンプンカンプンで隣の席の3人組みの男性に聞きながらサラダ、スーフ、魚料理を注文する。食事中、前の道路で乗用車とバイクがぶつかる。どう解決するのか注目していたが、激しく言い合いする訳でもなく最後にパトカーが現れたが、よく分からないうちにバイクも乗用車もいなくなってしまった。


テントをスーパーの裏に張らせてもらおうと交渉に行こうと店に入ろうとした時に先ほど料理注文の際に助けてもらった男性と女性のカップルに会う。このあたりでテント張っても問題ないかと聞くとこのあたりはジプシーが多く犬も多くて危険が多いから2km先のドナウ川まで行った方がいいという。19時回りエーと絶句していると俺のアパートに泊めてやるという。自転車を止める場所がないの直ぐ近くの実家に預けておけば大丈夫だと言われ、今晩はお世話になることにする。


大きな番犬がいる庭に自転車を止めバッグ4つだけ持ってレストランの直ぐ近くの5階建アパートに行く。アントンは28歳でエンジニア。Kozloduyの原発で働いていたこともあるが現在は自宅で仕事をしているそうだ。単語を並べるだけだがとにかく喋り放し。ブルガリアの現状、政治に嘆いている。ブルガリアでは1月の給料が200$でタバコが20$だそうだ。日本の政治家も日本の現状も相当お粗末なのに我々との差はなんだろうなのか。仕事もせず7月も自転車旅行している話をするのが辛い。


Kozloduy〜Oryahovo 36km、アパートに泊めてもらう


   
朝食                      ホテル前
   
再会したブルガリア人とスイス人カップル。初めてのタンデム乗車
  

  
 
 
泊めてもらったブルガリア人カップル宅。単語だけの英語だが、会話が途切れることがない