9/12 Kladovo 快晴(イケメン、フランス人サイクリストと野営)

10:45と遅い出発となってしまった。しばらくすると上り坂でしかもトンネルが続く道路になる。でも、昨日ほどきつくなくなだらかな上り。ドナウ川の眺めがとてもきれい。12:30頂上付近で僅かなビスケット、ピーナツと昨日道端の木からもぎ取ったリンゴで休憩。なかなかストアのある町にでない。14:30リンゴで腹を満たす。


15時過ぎNovi Shipの町でストアに出くわす。日中は本当に暑い。日陰で昨日と同じような時間帯、牛乳とコーンフレーク、ヨーグルトとパンでの昼食。


16:30Kladovoに到着。観光案内所の看板を見つけたのでどこなのかと思っていたら直ぐ、一人900ディナールで部屋があると女の人が言い寄ってくる。手持ちが3000ディナールしかなく、明日もセルビア滞在となるのでどうしようか逡巡していると例の如くKemeちゃん早く結論を出せとうるさい。大体、即決して後悔することの方が多いのだが。すると若いサイクリストがやって来る。今日はどこに泊まるのか聞くと野宿だと言う。我々も彼と一緒に行動することにする。フランス語を話せるセルビア人が近くにいて、ちょっと話しをしてきますと言ってテントを張れそうな場所を聞いてくる。


スーパーで買出しをしてテントを張れるというKladovo郊外のトルコ砦跡に向かう。ドナウ川沿いのなかなかの場所で近くに営業していそうもないレストランがあり水道蛇口がある。21歳のフランス人でなかなかのイケメン。フランスから友人のトラックでベオグラードまでやってきてベオグラードからサイクリングを始めて5日目だそうだ。ベオグラードからルーマニアに入りドナウ川沿いを走り、今日橋を渡ってセビリアに入り15kmほどしか走っていないとのこと。フランス以外の外国でのカルチャに触れたくて旅に出たそうだ。農業をやっていたそうだ。これまで、ルーマニアと言えばあまりよく言う人に会わなかったが、彼はルーマニアがいいと言っていた。


水道水で洗濯して体を洗ってテントに戻ると20時を回っていたが、寝袋に包まってもう寝ていた。雨と蚊が多い日以外はこうやって寝るそうだ。ルーマニアでは犬より
豚の方が恐いと言っていた。


彼と一緒にワインを飲みながら話しをしようと思っていたのに残念。暗いテントの中でパブリカとキュウリにパンの夕食でした。


Golubinje〜Kladovo 54km、テント ドナウ川湖畔野営


   

  
中腹で一休み                        リンゴの実
  
Kladovoの町。                    郊外の城塞跡でフランス人と野宿。ドナウ川対岸がルーマニア