8/16 Marbach 晴 (真夜中24時にメガネを届けてもらう)

昨夜は満員だったキャンプ場がいつの間にか出発していきほとんどいなくなってしまう。隣りのイタリア人は親友だそうでいつも楽しそうに話していてよく話題が尽きないなと感心していたが、その彼らも出発して行った。彼らもここで別れ一人は仕事に戻るため汽車でイタリアへ、もう一人は大学で建築を勉強中の学生で更にブダペストへ。出発前にkemeちゃんマジックを披露。


その隣りの中年おじさんは57歳農業エコノミストで数少ない連泊組。その彼らにウイーンのキャンプ場で再会しましょうと挨拶して出発組の中で一番最後に我々が10:50キャンプ場を出る。


ドナウ川沿いの北側(左岸)ルートを快調に走る。ところが、途中でサイクリストが止まって掲示板を見ている。通行止めのため迂回する必要ありと教えてくれる。どこを走ってよいか分からないので彼らの後に付いて走る。これまでの川沿いから町を抜け畑の中を抜けるコースで景色はよくない。昼食も畑の周りで食べる。


その後ドナウ川沿いに戻るが、今日の北側コースは自動車道を走るところもあり、南側コースを走ればよかったかなと思う。スーパーで買い物をしてキャンプ場到着18:30。芝生がほとんどなく今ひとつのキャンプ場。洗濯してシャワーを浴びたところでKemeちゃん、今朝のキャンプ場に眼鏡を忘れたのに気が付く。夕食どころではなくなってしまう。


21時を回り暗くなっている。これまでは22時でも明るかったんだが、夏が終わりつつあるのを感じる。取りあえず昨日泊まったキャンプ場に電話を入れる。忙しいから20分後に電話をしてくれ、それまでに眼鏡があるかどうか調べておくからとの返事。20分後に電話を入れると、確かにピンク色の眼鏡があるという。でも、問題はどうやって受け取るか、既に80kmも東に来ている。取りあえず、今朝別れたドイツ人中年サイクリストとウィーンで会うことになっているから渡してくれと頼む。電話番号とEmailを口頭で伝える。

Emailアドレスが聞き取れないらしく、そのうち20ユーロで車で持って行ってやるので1時間が再度電話してくれと言われる。そんなこんな電話のやり取りをやって、23時これから車でこちらに向かうとの電話。23:55キャンプ場で無事、眼鏡を受け取ることができました。電話では無骨な感じだったのが背が高くて格好いい青年でした。ヨハネス君ありがとう!


Linz〜Marbach 83km、テント Marbacher Freizeitzerntrum


   
早朝のキャン場風景、ほとんどが出発し、最後に我々が取り残される
   
何度も一緒になったドイツ人の農業経済学者