6/3 ブエノスアイレス、ケチャップ強盗の洗礼

ブエノスアイレスの日本人宿、上野山荘は休業、日本旅館は満室だ。宿を事前に予約した方がいいと地球の歩き方に載っているホステルを調べ、フロントのお姉さんに電話してもらい予約を入れる。とても親切なお姉さんだ。お礼にとキティちゃんの折り紙をあげると嬉しそうに大事に財布にしまっていた。20分程走り10:40フェリー乗場に着く。窓口で12時発のブエノスアイレス直行の高速船のチケット購入。ウルグアイ出国次にアルゼンチン入国のスタンプを同時に押してもらう。高速フェリーで通常の船のように甲板に出て海の香りを嗅ぎながら景色を眺めるなんでことはできない。椅子に座りガラスの窓越しに外を眺めるだけ。色く濁っていて波はない。フェリーには修学旅行生徒がいっぱいだ。女の子はどの子もロングヘアーだ。色っぽいなぁ。15時高層ビルが見えてきた、ブエノスアイレスだ。思ったほど寒くない。前回上野山荘の情報ノートに書いてあったホステルに寄り、部屋を見せてもらった後、予約した宿へ向う。

宿付近でどこだろうと番地をキョロキョロ探していると女二人組みが「洋服が汚れているよ」と言って来る。見ると鳥の糞のような緑っぽいどろっとした物がジャケットのあちこちに付いている。いつの間に鳥の糞がと思っているとHard君に話しかけたおばさんが親切にティッシュで拭いてくれる。次いでその後に付いていたもう一人のおばさんが「このカバンも外しなさい」と言って来たとき、Kemeはこれはケチャップ強盗だと直感。Hard君もこれはやばいよ!無視しよう!と声かけ、おばさんには「NO!NO!」と手を振り無視すると、彼らは直ぐその場を去って行った。以前から聞いていた手口で一見親切そうな人が声を掛けてきて一緒に拭いて旅行者が油断したり、言われた通りカバンを下に置いたら、その隙に別のもう一人がさっと荷物を持ち去るというもの。この辺りは雰囲気悪そうなため予約した宿は止めにして来る途中に立ち寄ったホステルに戻りそこに泊まることにする。最初寄った時は自転車OKと言っていたのが、荷物の多いのを見てか部屋に入らないからダメだと言い出す。粘ったら最後はしぶしぶOKしてくれる。3日分先払いしてチェックイン。荷物は全てロッカーに入れろとかうるさい割りに、8人ベッドで泊り客は我々だけ。シャワーは熱かったが、遅くに浴びたhard君は水だったそうだ。ベットのシーツが気持ち悪く寝袋で寝る。

Montebideo~Buenos Ires 走行距離13km、Hostel Colonial 96ペソ

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親切だったホステルのおねえさん
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モンテビデオ市内
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遠くに見えてきたブエノスアイレス
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ブエノスアイレス市内至るところで見かける銅像