5/5 鶏90羽さばく

Keme午前中ずっと野菜洗い。チンゲン菜・ネギ・バジル・ルッコラ･ナス･･･。料理人の夫婦が二度目の弓場農場にやってきた。弓場農場には短期から、数ヶ月、中には1年以上の長期滞在者や住み着いてしまった人もいる。非常に住み心地がいい。6時角笛の合図で起床、朝食後、7時から16時まで農作業、18時夕食、就寝まではバレエのレッスンや他の仲間達とおしゃべりしたりの毎日規則正しい生活で労働にも充実感があり、日本語が通じ意思疎通に困らなず、昔の日本の田舎生活がそのままのようなところもありと居心地がいいもんなぁ。それに美味しい食事に宿代がかからないときているんだもんね。オクラのパック詰めをするが大きさ形が様々でトレイに奇麗に並べるのが難しい。それに手や顔が痒くなるのが難点。夕方飼っている鶏90羽が息を止められ台所に運び込まれた。首を伸ばすことで即死だそうでまだ温かい。包丁で首･胴体を切り、毛と皮を剥ぎ、肝臓心臓などを取り除き水洗いを流れ作業する。kemeはとてもじゃないが死んでまだ温かい鶏を触ることができなくて、一番最後の水洗いをするのがやっとだった。自給自足は大変だと痛感する。

Hard君は今日も朝からとうもろこしの収穫。昼飯に一旦食堂に戻る。ユバ農場に行く分岐点のバス停で一週間のユバ農場滞在を終え次の目的地に向う、エンカルナシオンで会った女性がバス待ちをしていた。午後も引き続き最後のとうもろこしの収穫。トラックターで脱穀したとうもろこしの実が袋一杯になるとトラックの荷台に積み替える。それを二人係できれいに3段積みにしていく。何せ一袋50kgの重さで、力のない者にとって大仕事。収穫したとうもろこしを倉庫のサイロに運んで作業終了。とうもろこしの収穫が無事終了ということで皆で、倉庫から直ぐのアリアンサのTANAKAでビールでの打ち上げ。冷えたビールが何とも言えない。今日もすっかり酔っ払ってしまった。

走行距離0km、弓場農場　5日目