3/29 ウクライナ基地見学、氷山の雪崩

8時。外気温マイナス3度、Lemaire Channelを通過のアナウンスが流れる。午前はAround Pleneau Islandに上陸。快晴だが昨日洗った靴下が乾いていなくて靴下3枚は足先がかなり冷え痛い。110年前太陽観測のため作ったという石積みの観測所跡を見学する。石で囲んだ窓があり、これで観測できたのって感じだ。戻りはゴムボートでクルーズ。大きな氷山の間を走る。沢山の鳥が海中の魚を目掛けて急降下したと思うと瞬く間に魚をくわえ急上昇。百発百中だ。ボートから海の中を観ると無数の魚が泳いでいるが、一瞬にして捕獲できるなんてすごい。海面を泳いでいる魚がいると思ったらペンギンだ。陸上でのよちよち歩きからは想像できないが、海の中での躍動感ある泳ぎに驚く。ペンギンの近くにアザラシがお昼寝をしている。昨日はアザラシがペンギンを食べている様を見たが、こんな近くにいて大丈夫なのか心配したが、今日のアザラシはペンギンを食べない種類だそうでほっとする。午後はウクライナ基地の施設内を見学。キッチン・トレーニング室・リビング・研究室などがあり室内は暖かい。ラウンジで南極記念スタンプをパスポートに押してもらう。Tシャツ・ワッペン等を土産用に販売されているが高い。葉書の投函・郵送はサービスはしていなかったかったが、一旦本国に持ち帰りそこから日本に郵送となるので大分日数が掛かるみたいだ。次いで、近くのイギリス研究所跡を見学した後、凍った雪で覆われた丘に登る。そこから見える素晴らしい景色に感激。ボート乗場に着くと、目の前の氷が浮かんでいる海で泳ぐと数人のに若者が飛び込んで行ったが、震えながら直ぐに戻ってきた。その中に混じった唯一のすっぽんのおばさんだけ泳いでいるのにびっくり仰天。19時、岩山の合間の海峡を抜ける船のデッキで、サンセットを眺めていたら、突然近くの岩山にせり出す氷河で雪崩が起きた。ゴーっと大きな氷の塊が海の中に落ち、その波しぶきが立つと同時に白い煙が広がり、顔になにやら当るり痛い。氷の欠片だ。デッキは真っ白。突然の出来事に恐くてあたふたしてしまった。夜は満天の星空。海と空そして氷山・氷河しかない世界に自分がいるのが不思議だ。

南極ツアー5日目

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