3/28 弱肉強食の世界

朝食後、ラウンジで紅茶を飲みながらゆったり。デッキには雪が積もっている。氷山の近くを通過。氷の上にはジェンツーペンギンが見える。アヤノちゃん、カメラがドレイク海峡の激しい揺れで夜中に机から落ち壊れてしまったと嘆いている。我らの予備のカメラを貸す。午前中はCuvervill Islandゴムボートでに上陸。ここでも無数のペンギンがお出迎え。辺り一面雪で寒いせいか、昨日のような糞の臭いはあまりない。くちばしで小石を運んで巣作りをせっせとしているペンギンがいて、他のペンギンが近づくと威嚇したり、石を横取りしたりしている。よく観察しているとペンギンのそれぞれの性格が見えるようで面白い。雪の上にはペンギンの死骸もあり、その死骸を食べている黒い鳥もいた。帰りは島の回りをボートで遊覧して戻る。近くの海面からバシャバシャと水の音が聞こえる。そこでアザラシがペンギンを食いちぎっている様を見る。その後頭と皮だけのペンギンが浮いていた。直ぐに何羽もの鳥が寄ってくる。弱肉強食の世の中をありありと感じる。全員が船に戻ったところでアンカーを上げ、別の上陸ポイントへ移動。気の回復の兆しが見えてくる、午後17時、アルゼンチン基地に上陸(ここで本当の南極大陸に上陸、これまの2回の上陸は南極大陸付近の島)。建物は残っているが、現在観測基地としては使われていない。そこから雪の上を歩いて絶壁の岩山へ上る。天気が脹れているせいか、汗が出がにじみ出てくる。頂上からは氷山・海に浮かぶ氷の塊・黒い海、そこに浮かぶウシュアイア号が見て取れ素晴らしい景色に感激。帰りはボートで島を周遊して船に戻る。途中、クジラ・イルカが見える。クジラが見えたと急いでカメラを構えた時には潜ってしまっているので写真に収めるのが難しい。夕食はグリルチキンに野菜のどろどろ煮。どの料理も味が極めて薄く、塩・コショウをかける。

南極ツアー4日目

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クジラの尾びれ