3/21 森に囲まれた最高の場所での野宿

朝食に5種類のパンとミルクコーヒーを頂く。どれも美味しい。持ち帰り用に店内へパンを買いに行ったらこれまたお金を取らなかった。ここまで来ると有難すぎて申し訳ないような････。でもちゃっかり頂いてきました。フランス人カップル9時出発。お礼に店員さんに折り紙を配る。オーナーに話を聞きたかったがいなくて残念。泊まった部屋の壁にお礼のメッセージを書いて9時半出発する。ウシュアイアに向って道路は西に延びる。風上に当る。向かい風で寒い。でもパン屋さんのお陰で心はぽかぽか。ありがとうございました！！11時15分、16km地点で道路脇に入ると風がなくランチにする。森の中に入ると横風がなくなり向かい風のみだ。15時45分、49km地点でもちもちパンを食べるが、やっぱり焼きたての方が断然美味しい。Tolfinまでは殺風景なパンパから緑の木が生茂る森の中を走るようになり横風はなくなり向かい風だけを受けて走るようなるが、向かい風をずっと受け続けると上り坂と同じようなに腰に負担がかかり次第に痛みを覚えるようになる。16時フランス人カップルに追い付く。峠頂上付近、52km地点で湖を見える降ろせる所に小さな川が流れ橋の近くで野宿しようか迷うが、峠を越えるとキャンプ場があるとフランスカップルが教えてくれる。やはり先を進むことにする。峠を越えると強烈な突風に会いびっくりする。雪が消えず白く残っている。日が当らないためか、手先が冷えすぎて痛い。18時過ぎ、峠を下る途中、道路からちょっと入った所に森の木に囲まれ風もない絶好の野宿場所を発見。下が濡れているので草をかき集めて地面に敷きテントを張る。とにかく寒い。Hard君寒さを堪えて外でお湯を沸かしてくれる。テントの中でラーメン・魚缶・トマト・茹で卵・パンで夕食。日が暮れのが早くなり20時で暗くなってきた。寒くて寝袋の中に潜り込む。パン屋さんが懐かしいなぁ。道路から少し入った所で風の音はないが車の音がする。

Tolfin～60km地点の森の中　移動距離60km、野宿