3/14 最長高新記録149kmだ!

6時半起床、暗い。ランプの明かりで朝食、出発準備。曇空だ。8:40Morro Chicoの宿を出る。寒い、風は穏やかで前から、横から、後からとまちまちだ。道が蛇行しているいるからなのかな?追い風吹いてほしいなぁ!28km地点でレフヒロ(避難小屋)発見。覗いてみると2段ベットが二つある。あまり清潔そうではなかった。33km地点のバス停でパン一個食べる。正午46km、Tehuelchesの立派な役場に着く。若いフランス青年二人組のサイクリストに会う。ウシュアイアから走り始めて一週間で、二日前には大洪水のプンタアレナスの町に泊まっていたそうだ。自転車も服装も真新しくどこか我々にない新鮮さを覚える。プンタアレナスの町は汚泥除去作業で忙しそうだったが交通機関は正常に戻り、町中も走れるので特に問題ないという情報を得て一安心。ひたすら広いパンパを走る。風の恩恵は感じない。13:40、70kmバス停でランチ。もし野宿するとしたらバス停の小屋しかなさそうだが、狭くゴミも沢山あり臭い。やだなぁ~。でも他に風除けになる場所もないぞ。オーストリアのカップルサイクリストに会う。ウシュアイアから船でプンタアレナスに着いたが、洪水で町に入れず食料なしでここまで走って来たそうだ。自転車旅を始めて2日目、バックはぴかぴかだ。別れてから食料を少しあげれば良かった後悔する。ごめんね。

15:40、96km地点。ルート255号線との分岐点でリンゴを食べる。この辺りから追い風で道はフラット、スピードが出る。プエルトアレナスまで行けるかも!18時、128km地点。バス停でパン一個食べラストランに備える。マゼラン海峡が目前に見える。寒々とした深い青色だ。気温低く寒い。19:30アレナスの町に着く。そのまま真っ直ぐセントロまで走るが、市の中心を流れる川の付近は汚泥がひどくなりでそれ以上前に進めない。道路の一部は泥水に浸かっている。家や商店では総出で泥出しをしている。遠回りをして、20時やっと事前に調べていた宿に到着。庭の狭い敷地にテントを張っている者もいるが寒そうだ。最後の部屋が空いている。キッチンの直ぐ隣の部屋。キッチンではガスストーブをがんがん焚いていて温かい。熱いシャワーを浴びほっとする。150kmを良く走ったもんだと自分を褒める。ここの宿では名古屋の理学療養士のカップルに会う。彼らは今日ペンギンツアーに行ってきて良かったらしい。ペンギン見たいなぁ~!

Morro Chico~Punta Arenas 移動距離149km、Hostel Indipendencia 12000ペソ

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レフヒロ(避難小屋)
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乗り始めて間もないフランス人青年とオーストリア人カップル
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プンタアレナスに入る
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