3/13 ずーっとパンパが続く

7時前、キッチン兼ダイニングルームではプンタアレナスの洪水のニュースが流れている。宿のオーナーがアレナスの知人に電話してくれる。生活には問題なく我らが到着する2~3日後には水も引き正常に戻っていると言う事で出発を決意。曇り空だが雨は上がっている。宿で二日間雨さらしになっていた自転車を掃除点検。11時過ぎ宿を出て直ぐ近くの自転車店でバックミラーを捜すが良いのがない。次の自転車店でもなかったため諦める。12時にプエルトナタレスの町を出て坂を登るとペットボトルが一杯山積みになっている。病気や置き去りになった子供などのモニュメントだそうで、ベットボトルの水で供養しているとか。東へ走る。パタゴニアの風は基本的には北西の風で追い風のチャンスなのに風がない。

28km地点14時エスタンシア(牧場)の入口でフランス人初老カップルが休憩をしていた。そこで我らもランチをとる。話を聞くと1月4日、アルゼンチン北部フフイを出発しサンファンまで走りその後バスでバリローチェに出て、自転車再開。アウストラル街道を走ってきたという。ほぼ我々と同じルートだが、アウストラル街道北から南まで、またパイネのダート道も走ってきたそうだ。アルゼンチンの国境越えが3月8日。随分早いと思ったら昨年は別のルートでチリ・アルゼンチンを走りカファラテで病気になり1ヶ月で旅行断念、今年は去年行けなかったところの再挑戦でカファラテは素通り。我々より年配のようだ。先に出発したがフランス人おじさんのスピードは遅くて追い越してしまった。私達より遅いサイクリストに会うのは初めてだ。50km地点の可愛いバス停ですももを食べながら休憩。周りは広大なパンパだ。寒くなってきた。野宿ポイントを探しながら走るが適当な場所はなさそうだ。19:50Morro Chico着。道路脇にHostelの看板を発見。他にはPoliceの建物くらいしかない。このHostelに泊まることにする。宿のおばさんが電気が消えるからと言って部屋にランプを持ってきてくれた。22時を過ぎると電気がやっぱり消え真っ暗。ランプの明かりでシャワーを浴びる。あのフランス初老カップルはどこまで走ったんだろう?野宿かな?心配になる。

Puerto Natales~Morro Chico 移動距離102km、Hostel Morro de THOELLHE 10000ペソ

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ホステルのオーナーと一緒に
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ペットボトルの山
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フランス人サイクリスト
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