3/10 パイネツアー

7:15ツアーの車が宿に来た。それから次々に数箇所宿に寄り客をピックアップして最終的に8人のツアー客となる。昨日走った道を戻りセロカスティーロに向う。車だと坂も風も感じない。よく走ったもんだなぁと車の中で我ながら感心する。ドライバーのすぐ後ろの席なので前面の風景が良く見える。左手にサルミエント湖、そしてパイネ滝へ。道中ダチョウに似ているニャンドウ、グアナゴ、狐が見える。グアナゴの群れがあり一頭だけ丘の上にいてプーマなどの危険がでたら合図して仲間に知らせ一斉に逃げるそうだ。湖にはフラミンゴの群れ。湖の周りが白いのは氷河から流れてきた堆積物らしい。サルトグランデでは豪快な滝に虹がかかり美しい。昨年12月旅行者の不審火で3週間近くパイネの山火事が続いたそうだが、その火元になった所を通り、景観の素晴らしいところで車を降り散策。黒焦げになった木々が至る所で見られ痛々しい。

散策後、昼食休憩場所へ移動。途中、車の窓越しに何度か一緒に話したことのあるサイクリストのドイツ人おじさんが自転車で走っているのが見える。ハイネ国立公園までは砂利道で大変なのにここまで走ってきたとは、すごいなぁ。眺めの素晴らしい湖畔で他のツアー客と一緒にランチ。次いでグレイ湖付近に移動。最後は自由時間、皆と一緒にグレイ湖への1時間のミニトレッキングする。湖には氷河から流れ出した氷山が浮かんでいて青く光っている。快晴に恵まれハイネの景色を満喫できラッキーな一日だった。観光名所を効率よく廻れてしかもトレッキングも出来て大満足。ハイネグランドの後ろに有名な3本の岩峰のトーレス・テル・ハイネは遠くから見るだけ、近くに行きたかったななんて贅沢を言ったら、たった1日のツアーで何を考えているのと叱られそう。スーパーで車から下ろしてもらう。入口で4日前、工事事務所倉庫で一緒だったイギリス人カップルに出くわす。次の日は彼らも風に苦しめられ分岐点の警察署近くで泊まったそうだ。明日、プントアレナス向け出発すると言う。スーパーで買い物をして宿に戻るとキッチンには藤旅館で一緒だった大阪のカップルがいて話が弾む。

Puerto Natales滞在　移動距離0km、Hospedaje　ESTRELLITA 14000ﾍﾟｿ　2泊目