2/26 やっとお腹一杯の食事にありつく

朝寒くてテントの外に中々出れない。テントの中で朝食を済ませ外に出てみると、晴れ渡り、目の前に広がる何とも素晴らしい景色に感激する。湖の対岸に岩山がそびえている。フィｯツロイ？昨夜は暗くて何も見えなかったもんなぁ。テントが10個くらい張ってあった。9時、テントからすぐ近くのアルゼンチンイミグレへ行き入国手続きをする。荷物検査などなくスタンプを押すだけだ。11時過ぎに対岸からフェリーボートが来た。チリ人の3人を除いた、サイクリスト12人皆で協力し合って自転車12台を船上に運び込む。そして皆で記念撮影。チケットは船の中で支払う。11時半過ぎ出航。湖が青く透き通って美しい。湖によってこんなにも色が違うんだと感じる。フィｯツロイの山を前方に見ながら40分で対岸に到着。


朝、起きて素晴らしい景色に感動

フィッツロイ山

乗る船がやって来ました

所狭しの自転車13台

国境越えを共にした仲間達


エルチャルテンまで37kmの標識に、後少しで未舗装道路から開放されるんだと涙する。18km地点でフィｯツロイ（？）が見える所でランチ。快晴だ。ここから路面がひどくなり一面石ころだらけが6kmも続き悪戦苦闘する。もう砂利道はいやだよぉ！米国人リサから、18時エルチャルテンのプラザに集合し同じ船で国境越えしたサイクリストでバーベキューをするからと聞いていたので、必死に先を急ぐが18時を回ってしまう。18時半、ついにエルチャルテンの町が見え胸が熱くなる。町に入ると舗装道路になり感激する。約束のプラザを探し回るがそれらしきものは見当たらない。諦め観光案内所へ行くと、6日前一緒に野宿したドイツ人に会う。ラッキーなことに彼はフェリー待ちの影響を受けなかったそうだ。彼が泊まっているユースホステルへ行くが満室。ここで別のホステルを紹介してもらい、そこへ行く道中、スーパーへ買い物に行くサイクリスト仲間に会う。彼らが泊まるキャンプ場に着いたのは20時。急いでスーパーへ駆け込み買出し。バーベキューは終わってしまったと思い夕食を作る。ご飯･サラダ・ツナ缶・パン。お腹一杯食べれる喜びを感じる。

Lag de Desierto～El Chalten　移動距離40km、キャンプ場EL RELINCHO　60ﾍﾟｿ