2/19 Hard君メガネ探しに戻るが・・・

Hard君が前回の野宿地点までヒッチハイクでメガネを探しに行くと言う。8時パン2個持って出かける。今日は日曜日とあってか朝から車を見かけない。昨日は工事関係の車を見かけたがどうもそれも少ないみたいだと思っていいたら、ヒッチハイクを始めて30分、運よくその工事関係の車が通りかかり橋の上で、乗せてもらう。ところが2、3分走ったところで工事関係宿舎に到着。そこで降ろされる。30分待って2台目で工事関係の車に乗せてもらう。しかし、まだ40kmはある。でも車は全くやってこない。仕方ないからトコトコ歩く。10時過ぎ、向こうからカスティジョで同じ宿だったカナダ人サイクリストがやって来る。彼らもびっくりしたと思うが事情を説明。Kemeのいる場所を伝えて別れる。11時、3台目の車で野宿ポイント近くのバス停で降ろしてもらう。柵を越え森の中に入る。昨夜、テントを張った者はいないようだ。我々がテントを張った回りを隈なく探し回る。どこに見当たらない。次いで自転車で通った道も探す。がやはり見つからない。自転車旅行始めてメガネを失くしそうになったのがこれで3度目だ。1度目は韓国のフェリーの中、2度目はケジョンのトイレの中、何れも置き忘れ。でも、最後は元に戻ってきたのだが・・・。「メガネ」君が「お~いここだよ、ちゃんと探せよ」と言っているような気がするが、30分探し回っても見当たらない。Kemeちゃんに次いで大事なものを粗末に扱うからこうなるんだと後悔しながらバス停に戻る。戻りのヒッチハイクが大変で、最初15分の間に3台車が通り掛かるが全て拒否され、それからパタッと車が来なくなる。1時間後にようやく工事関係の車の荷台に乗るてもらう。でも、途時工事現場で作業員と共に降ろされその車は元の道に戻る。それから待つこと2時間、1台も通らない。小雨が降り出す。30km以上ありとても歩いては戻れない。焦り始める。ようやく1台来たので手を振ると先程乗せてもらった車。作業員を乗せて引き返すのかとがっかりしていると、何と荷台に乗せてくれ工事関係宿舎まで送ってくれる。16時半Kemeの待つ橋の下に無事戻る。


その間kemeはテント片付け始める。雨が降ってきた。寒い。食料も少ない。Hard君のタイヤがパンクしているがkeme一人ではできない・・・。12時頃にカナダカップルがやってきた。困っていることはないかと聞かれ、パンク修理をお願いした。嬉しい助っ人だ。15時を過ぎてもHard君が戻って来ない。寒い~ひもじいよぉ~。16:30頃にやっとHard君が戻ってきた。車が通らずヒッチハイクなかなか出来なかった上、メガネもなかったそうだ。もう夕方でTortelへもYungayにも行けず、もう一泊ここに野宿するしかない。片付けたテントをまた張り始めると雨が降り出した。もう米も無く食料の心配をしていたら、橋の上から「パン、パン」と叫ぶ声が聞こえる。急いで上を見ると最初に乗せてくれた車の人がビニール袋を差し出してくれる。中を開けると温かい焼きたてのずしりとしたパンが3個入っている。手渡してくれるとそのまま車で戻って行った。我々がここにいることを知っていて工事関係宿舎か
テントの中で夕食。電灯ももったいないので22時前、食後1時間で就寝。このところこんな毎日が続く。今日も大変な一日でした。

TortelとYungayの分岐点 移動距離0km、野宿2泊目

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TortelとYungayの分岐点
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野宿跡、メガネは見つからず
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分岐点のバス停
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テントの中での夕食