2/18 橋の下での野宿

7時頃やっと明るくなってくる。9時にはカップルはもうテントも片付け終わっている。我らはこれからで焦るが完了したのが10時になってしまい大分待たせてしまった。皆で協力して柵を出る。4km地点で民家の庭にプラムの木があり実を食べさせてもらった。甘くて美味しい。道中、オーストリア人・イギリス人サイクリストカップルとドイツ人の3人がLago Vargas湖を眺めながらランチをしている。我らも仲間入りさせてもらう。彼らは先に出発。コクランで出会ったアメリカ人女性サイクリストに追い越される。ガタガタ道の坂でもぐんぐん上っていく姿がたくましいなぁ。彼女の半分くらいの速さだ。劣等感感じる。17時、リトアニア人・ドイツ人がFishingしているところへ到着。丁度リトアニア人が大きな魚を釣り上げたところ。サイクリン中に魚釣りだなんて余裕だなぁ。

Hard、走っているとゴツンゴツンと何かに当る感じがする。止めて前輪チックすると空気が半分しかない。もしかしたら石を跳ねた時にパンクしたのかもしれないと思いながら空気を入れて走る。50km辺りからKemeは手足に力が入らない。Hard君は60kmのバス停まで行くと言う。もう勘弁してぇ~。19時ようやくTortel方面への分岐地点のバス停にやっと辿り着くとリトアニア人が待っていてくれ、この先Tortel方面へ5km走って野宿しようと誘われる。もう体力的に限界なのでこの辺りで野宿することにし彼らには先に行ってもらう。この先の悪路を多分1時間位走るのは寒くて辛い。トルテルの町には興味があるのだが、トルテルに行ってしまったらまた同じ道を20km戻ってこないといけない。バス停で待っていてくれたことに感謝だ。ドイツ人はオイギンスから月曜日のフェリーに乗るからとユンガイへ向ったそうだ。

近くの分岐点の橋の下にちょうどよい野宿ポイントがありそこにテントを張ることにする。水は川からバケツに汲んで来た。Harad君の前輪空気が抜けている。やはりパンクだ。突然Hard君がメガネがないと騒ぐ。昨夜の野宿先に置いてきた?今夜も少しのお米でおじやときゅうり・パプリカ・ツナ缶でお腹いっぱいにならない。ひもじいなぁ・・・。夜中に雨の音。明日は雨?食料もう少ないし・・・Hardくんのメガネどうする??目が見えなかったら何もできないよ!予備に持ってきた30年前の銀縁のメガネをかけるが、度数が合わないのか足元付近がいつもと違って見える。パンクに、雨それに残り少ない食料。いっぱい着込んで寝袋に入るも深夜は冷えて寒い。何度か寒くて目が覚める。最悪の事態。

Laguna Larga~TortelとYungayの分岐点 移動距離60km、野宿

f:id:apple408:20120410214349j:image f:id:apple408:20120410214348j:image f:id:apple408:20120410214347j:image f:id:apple408:20120410214346j:image f:id:apple408:20120410214345j:image 
f:id:apple408:20120410214344j:image
野宿地からの撤退
f:id:apple408:20120410214343j:image f:id:apple408:20120410214342j:image f:id:apple408:20120410214341j:image f:id:apple408:20120410214340j:image 
f:id:apple408:20120410214554j:image 
f:id:apple408:20120410214553j:image
他のサイクリストと一緒にランチ
f:id:apple408:20120410214552j:image 
f:id:apple408:20120410214551j:image
アメリカ人サイクリスト
f:id:apple408:20120410214550j:image f:id:apple408:20120410214549j:image f:id:apple408:20120410214548j:image
橋の下での野宿