2/22 アウストラル街道終点到着だ！

朝方4時頃寒くお腹がすいて目が覚める。7時過ぎに起きるが寒くてつらい。今日宿に着いたら洗濯だと言いながらいつもの服に着替える。汗がべっとりと浸みているようで気持ちが悪い。お湯を沸かしホットコーヒーとパンで朝食。やっぱり温かい飲み物は心も温まる。曇がだんだん晴れいい天気になってきた。内と外の温度差のせいかテントの外側がびしょ濡れ。テント･シートを乾かしながら出発準備をするので時間がかかってしまい出発が１0:50になってしまった。今日中にアウストラル街道の終点、オーヒギンズに辿り着くぞ！林の中を走る。14km地点12:30、湖を眼下に見ながら道路脇でパン・ビスケットとリンゴのランチ。後30kmでオーヒギンズだが何が起こるかわからない。万が一のため食料を節約する。お腹一杯食べれるのはいつ？ぽかぽかの天気で体が温まる。アウストラル街道は殺風景な林道が多かった。或いは林道を抜けるのに精一杯で周りの景色を堪能する余裕すらなかったのかもしれない。ここに来てようやく心に余裕が出てきたようだ。最後の20kmは湖に沿って走り美しい景色が続いた。その上今日は快晴で風もなし、アウストラル街道を締めくくるに絶好の自転車日和だ。

42km、森の道を抜けると目の前が開け民家が見えて来た。16:50、オーヒギンズの町に入った。久しぶりに家々を目にし、人間の住む世界に来たんだと感激する。ちょっと走ると郊外に出てしまう小さな町だが、町の中は舗装道路が走っている。久しぶりの感触にまた感激。混交案内所へ寄るが誰もいない。事前に調べておいた宿とキャンプ場のあるEL MOSCOに直行。聞いていた通りフェリー待ちのサイクリストがわんさかいた。キッチンを覗くと懐かしいリトアニア人、オーストリア人、カナダ人、米国人等々の面々もいる。皆、いつフェリーに乗れるか分からないのでキャッシュ節約のためテント泊をしている。我々もテント泊にする。宿のキッチンで久しぶりにご飯を炊き、じゃが芋・ウインナー・人参をいためて夕食。屋根のある家の中でお腹いっぱい食事ができることに超満足だ。

Rio Bravoから55km地点～Villa O`Higgins 移動距離45km、EL MOSCOのキャンプ場　10000ﾍﾟｿ

　　　　　　　　　　　　　
　
ようやく見えて来たオイギンスの町
　
短い距離ですが、久しぶりの歩道道路

オイギンスの観光案内所