2/2 スポーク折れ・宿探しに参る

朝から快晴。10時宿を出る。走って直ぐに一人の女性サイクリスト発見。すごい荷物を持っていてkemeよりもスーピードが遅い。難なく追い越す。「チァオー!」とお互いに声掛け合う。私たちは何度も休憩を取るが彼女は黙々と走り続けているため追い越したり追い越されたりの連続。Hard君、止まっている時に何気なく後ブレーキに目をやるとタイヤとの間に隙間がないのに気付く。もしやと思いスポークをチェックすると後輪右側のスポークが一本折れているのに気付く。後輪ブレーキロックを外し、前輪ブレーキだけで慎重に走る。気付かずにガタガタ道路を走っていたら大事に至ったかもしれないと思えば、滅多にブレーキに目をやることなど無いのに今回は不幸中の幸い。NZ・豪州・欧州の旅では順調だったのに、今回南米ではHard君の自転車のパンク・スポーク折れが多い。

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ホステルの朝食
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ホステル前。いかつい顔だが優しそうなご主人
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バス停で昼食

途中、休憩中の先程のサイクリストが強力なテープで補強してくれた。自転車店はカストロにしかない。最初予定していた景色が美しいと聞いていたカストロ手前のDalcahueへ行くのは断念してカストロを目指す。後半は下り坂が多く楽勝。19時半カストロに着く。町の中心は丘の上。自転車を押して急坂を上り切り町の中心へ。それからの宿探しが大変だった。Wifi・キッチンが使え階段が無く自転車が保管できて安い宿が条件であっちへ行ったりこっちへ行ったりと物色していると勧誘の声がかかるが適当なところがない。急な坂を下ると宿代は下がるようだが、町に出るのが大変だ。そうしているうちに21時近くなり暗くなってくるしで、段々焦ってくる。最後は、坂をちょっと下ったところで少し高めだが8000ペソを7000ペソに値引きOKの宿に入る。値引きしたせいか窓から海が見えません・・・。でも、宿はまあまあ奇麗で、キッチンも使え、薪ストーブもあり、宿の人は親切でいいところ。

Ancud~Castro 移動距離80km、Hostel 14000ペソ

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道路脇食堂で一休み。チリ人サイクリストもここで昼食
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家族との兼用キッチンで夕食