3/15　晴れ　Hoppers Crossing - 気ままに自転車、夫婦旅

07:45起床。もう少し早く起きようと思っていたのがこんな時間に。ﾛﾝさんはとっくに起きてﾍｻﾞｰさんがﾊﾞｽ停に駐車した車を取りに行き戻っている。朝食後、ｺﾝﾎﾞ内の後片付け。いつの間にか5泊もお世話になってしまったので、ｷｬﾝﾋﾟﾝｸﾞｶｰ（ｺﾝﾎﾞ）の中はぐちゃぐちゃで出発が11:30となってしまった。ﾘﾝｺﾞ2個頂き、ﾛﾝさんにbike-trailまで道案内してもらい別れる。

ﾛﾝさん・ﾍｻﾞｰさんは、来年5月はﾍﾞﾙｷﾞｰの友人のﾖｯﾄで地中海に行くので今年はどこにも行かず孫の世話をすると話していた。

5泊6日お世話になりありがとうございました。たった一度だけｷｬﾝﾌﾟ場で知り合っただけなのにこんなに良くして頂き申し訳ないような･･･Thank　you!(keme)

bike-trailはPort FairyからWarrnamboolまでの線路跡で車は乗り入れ禁止となっているので安全だが、ﾀﾞｰﾄ道で車輪が滑り易くなっているところが難点。Koroit駅舎跡で地元のｻｲｸﾘｽﾄにﾌｰﾄﾞｽﾄｱを教えてもらい、bike-trailからそれる。途中でｽｰﾊﾟｰがあり立ち寄る。ﾚｼﾞで日本人と分かると、この度の大地震は大変お気の毒でしたと慰めの言葉を掛けてくれる。bike-trailに戻ろうとするうちに道に迷ってしまい、いつの間にか6日前に走ったTowers Hillの周回道路に出てしまう。高台の景色のいいところで昼食にする。

途中でﾁｪｰﾝが脱着してしまい、汽車の発車時間まで余裕がなくなり、KoroitからWarrnamboolまでは幹線道路を走り、発車30分前の17:15Warrnambool駅に到着。ﾛﾝさんが予約しておいてくれたのでGeelongまでの切符、そしてbikeの持ち込みもｽﾑｰｽﾞにいく。自転車は収納専用車両で座席は、そこから3両ほど後の車両。駅に着いたら自分で取りに行かないといけない。

ｸﾞﾚｰﾄｵｰｼｬﾝﾛｰﾄﾞへの道を尋ねて知り合いになったﾃｨﾑさんからのﾒｰﾙがあり、Werribeeの駅まで迎えに来てくれるという。車内でGeelongからWerribeeまでの切符を買い足す。自転車で走ったｱｯﾌﾟﾀﾞｳﾝの激しかった海岸線と違い、汽車は大平原を走る。遠くに地平線が見え、広い！

20時過ぎWerribee駅到着。ﾃｨﾑさん駅のﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑに迎えに来てくれている。一緒に自転車を運び出してくれる。車の後ろにbike用ﾗｯｸを取り付け自転車2台運んでもらう。ﾃｨﾑさん駅の近くでﾋﾟｻﾞを買ってﾃｨﾑさんの家に向う。平屋の一戸建てで、ﾋﾟｻﾞで一緒に夕食。日本は原発爆発放射能漏れで大変だから、それが落ち着くまで、日本帰国を延ばすのも選択の一つで、好きなだけ泊まっていっていいとまで言ってくれる。ﾃﾚﾋﾞでは東北大地震後の大津波そして福島原発事故のﾆｭｰｽが繰り返し流れている。

ﾃｨﾑさんとは道を尋ねた時に知り合った方で、今日で二度目の再会。なのにﾃｨﾑさんのﾍﾞｯﾄを私たちに貸してくれたようだ。他にﾍﾞｯﾄがあるような部屋はなく「ﾃｨﾑさんはどこで寝るの？」の質問に｢大丈夫」と一言。素性も分からない日本人をここまでしてくれてありがとうございます（keme)

（Port Fairy〜(自転車)Warrnambool〜(汽車)Werribee〜Hoppers (車)Crossing　39km、ﾃｨﾑさん宅）

　　　　
長い間お世話になりました