3/11 曇り Port Fairy

10時過ぎ、ロン&ヘザーさんの車に乗せてもらい、festival会場へ。ここでRonさんは今日午後から始まるfestivalのリストバンドになっているチケットを受け取る。この腕に巻いたチケットを見せなければ、会場の中には入れない。会場の周りのキャンプ場も、festivalのチケットがなければ入れない。中はキャンピングカー、テントで一杯。


近くに住んでいるフィアナの家に立ち寄る。1800年代の元漁師の家だそうで、古めかしく時を感じさせる家。建物の裏が、レモンの実がなり緑鮮やかな、素敵な庭。その離れが、宿泊所兼サーフィンボード用倉庫。部屋の中をみせてもらうが、festival客を迎えるようにきれいにセットされている。フィアナ夫婦はサーフィン関係の仕事をしているとのことで、刊行した最新のサーフィン雑誌をみせてもらう。


ロンさんに歩いてPort Fairyの港、町並みを案内してもらう。オーストラリアでも古い町のひとつで1800年代の古い建物が残っている。ロン&ヘザーさんの家に戻り、昼食を頂く。シドニーからロン&ヘザーさんの友人親子とその友人の友人夫婦4人がレンタカーで到着。夕食を一緒に食べた後、我々を残して19時から始まるFestivalに6人一緒に出て行く。18時半過ぎ、シャッターを閉めて歩いて直ぐの町の中心通りへ。メインfestival会場から少し離れているせいか、人通りは思ったほどではない。野外無料会場は19時を過ぎても始まる気配は全くない。仕方がないので、ストリートで歌っているボランティアシンガーの曲を無料ティーを飲みながら聴く。一旦、Ron宅に戻り、20時、無料会場へ出直す。


今夜の夕食はロンさんの奥さんが昨日仕込んでおいたラザニアと、生野菜サラダのone dish.美味しい!食器は白のみで、日本のようにお皿をたくさん使わない。大きな食洗器を使い、ゴミ箱は流し台の下に隠れている。だから台所はとても綺麗にすっきりしている。(keme)


一向に始まりそうにないので、ガードの人に問い合わすと、夜はアルコールを飲んで騒ぐのでコンサートは中止、明日10時から来いとの言われる。メイン会場を外から眺め、屋台でピザ2枚4ドルで買ってベンチで食べて帰る。


24時過ぎRonさん達が帰宅。コンボで寝支度をしていると、車の外からロンさんが、東京で、最大級の地震が発生、大変な被害が出ているようだと教えてくれる。急いで、テレビへ駆けつけると、衝撃的な映像が流れている。皆が、家族のことを心配してくれる。コンボに戻り携帯で息子に国際電話をするが繋がらない。近所の友人宅に電話を入れる。これまでにない揺れだったが家屋等に被害はないと聞き胸をなで下ろす。その後、スカイプで息子とも連絡が撮れ一安心し、ロンさんに報告して寝る。



(Port Fairy 0km、ロン&ヘザーさん宅)



フォーク フェスティバル会場にチケット交換に来た人達


      
ポートフェアリー(Port Fairy)ヨット係留地              1840年代の旧い建物が残っている



会場外の歩道でフォークソングを歌っている。無料でのコーヒー・ティーのサービスもあり。
夕方から町は歌一色に染まる。