22日前にキャンプ場で一緒の人と再会(2/26 快晴 Devonport)

08時起床。キッチン前の5ドルサイトでテント張っていたNZサイクリストと話をしていたら出発が遅れ13時になってしまった。Kemeさんいささか、おかんむりの様子。自転車のサイドバックがリュックでフロントが買い物かご、珍しいので話しかけると、キャリアは自分で作ったもので、我々と同じ12月1日、ブリスベンからサイクリングを始めたという。国外に出たこともなかったが、結婚生活崩壊、家も、農場もすべて売り払い旅に出て、今の目の前のテントが俺のすべてだと言う。何故に自転車旅行なのだと聞くと、家庭崩壊後、ずっと内にこもっていたが、自転車に乗り出してみると、自分を皆にさらけ出し人と話をする必要が出てきて自転車に取り付かれたという。急ぎ旅でもないので、これからオーストラリア本土に戻り、アジアに行くつもりだという。


朝Hardがトイレに行ったきり戻って来ない。その間kemeちゃんはせっせと荷物を作りテントの片付け。その日の移動距離が少ないと、たいていHard君の出発が遅れる。午後1時に出発は遅すぎるだろ!ぷんぷん(怒)!(keme)


タスマニアでは、坂がきつく、次の曲がり角まで必死で頑張りやっと辿り着いたと思うとまた上り坂、それで又、何も考えず、必死に次の曲がり角まで頑張る、これがいいんだと話したら、その通りだと言う。やっぱり、そうか考えることは同じだと納得。メルボルンのキャンプ場を教えてもらい、また、どこかで会いましょうと言って別れる。


15時近くDevonport観光案内所に到着。明日、世界遺産、MT Cradleに行くバスはないか問い合わすと残念ながら、日曜は運休で、ツアーバスならあるかも知れないが一人140ドルと聞いて断念し、キャンプ場探し。一つはCampキッチンなし、もう一つはテントサイトは無くキャビンのみ。結局、最低限のキッチン設備が整っているタスマニアに着いて最初に泊ったキャンプ場に行く。22日前に泊まっていたオーストラリア人がまだいた。一人はここで仕事を見つけたといい、もう一人は64歳で自転車に生活道具一式積んで走るなんて驚きだとほめてくれた人。毎日、ここでゆっくり本を読んで暮らしているという。


夕食後、充電をしようと思い変換プラグを捜すが見つからない、どうも、Port Sorellのキャンプ場で充電した際、抜き忘れたようだ。充電できないことには大変なことだ。パソコンも使えない、テントの明かりも使えない、一大事だ。焦って急いで、ワーホリの日本人に付けたままになっていたか問い合わせのメールを打つ。


(Port Sorell〜Devonport 29km、Abel Tasman Caravan Park テント泊)



  
泊ったソレル(Sorell)キャンプ場。同じキャンプ場で一緒だったワーホリ中の日本人カップル



一切を棄てて旅に出たというNZ人サイクリスト。話込んでしまったら、Kemeちゃん(ー_ー#)



デボンポート、停泊中のSprit of Tasmania号



キャンプ場での夕暮れ