とんだキャンプ場でした(2/12 晴れ Swansea)

07時半起床。晴れているが風が強い。10:30出発。キャンプ場・YHAの前が海、昨日までの海の色と違い深いグリーン色で美しい。Bichenoでイギリス人サイクリストからSwanwickから個人的に渡し舟でSwansea側に渡るサービスをしている人がいると聞いて、観光案内所やYHAでも確かめても現在はないとのことで、28km先の分岐点に戻る。20メートルもない川だと思うがそれを渡れれば随分助かるのだが仕方がない。途中、Bicheno方面から来た中年二人連れの男性サイクリストに出会う。日本に2度行ったことがあり、今年の夏は北海道にサイクリングに行く計画だと話していた。


今日もHardくんの足取りが遅い。気持ちもダウン気味。インターネットが接続できないから?疲れがたまっているのかな?(keme)


分岐点からしばらく走ると今日一番の難所の坂道。5kmほどなだらかの上り、そして5kmほどの下り。上る道中で1台の車が止まり、遠くに見えるColes Bayの写真を撮っているその前を通りかかった時に話しかけられ、我々の写真を撮ってもいいかと言う。画家だそうで、1年後にはその風景を仕上げその際に君達も絵に入れておくからと、Webサイトのアドレスを書いた名刺を頂く。1年後が楽しみだ。Launcestonに住んでいるので、もし、近くに寄ることがあれば電話くれればコーヒーをご馳走するよと言って車に戻って行った。


17時近くにSwanseaに到着。スーパーが17:30閉店なので急いで買い物をしてキャンプ場へ直行。Power Siteしかなく二人で35ドル。キャンプ場の前が海で吹きさらし、風が強くてテントが吹き飛ばされそう。建物の近くにテントを張る。キッチンは野外でバーベキュー施設のみ。今晩は温かい味噌汁と思って買い物をしてきたのだが、予定が狂う。妹の結婚式でドイツから戻ってきたというキャンパーが厚さ5cmはある分厚い肉を焼いているので、彼らが焼き終わるので後ろで待つ。一方、我々のはスーパーのパック詰めの薄っぺらくて見るからに貧弱。恥ずかしくて見せられないので、貧弱さが見られないようにパックを裏返しにして待つ。


彼らが焼き終わった後、直ぐ、調理開始。ところが、左右二つあるうちの左のガスの出がおかしい。火が消えたようなのでもう一度、左側のガス点火をする。ガス臭いと感じた瞬間、漏れたガスにボッと炎が走る。急いでスイッチをoff。その時、一緒に覗き込んでいたがKemeちゃんが慌てて顔を後ろに引くが、わずかに間に合わず前髪を焦がしてしまう。髪の毛をちょっと焦がしただけで大事に至らずほっとする。怖くなり、右側のガスを使って肉を調理。外は風がびゅうびゅうと寒いので、テントの中で夕食。


突然に炎が顔にかかりびっくり仰天だよ。あぁ〜前髪が焦げてしまったぁ〜!NZで買ったお気に入りのピンクのウインドブレーカーの裾も焦げてしまった・・・ぐすん(涙)でも火傷しなくてよかったよ(keme)


風は吹きさらし、野外キッチン、我々のような利用者にとってはFreeキャンプ場とさして変らないのに35ドル支払いしかもとんだ災難となったキャンプ場でした。


(Coles Bay〜Swansea 61km、Swansea Holiday Park テント泊)



2泊したキャビン



キャビンから直ぐ近くの海岸。前日、荒天でなければカヌーに乗る予定だったのに!(´_`。)



ワイン畑



遠方に見えるのが、コールスベイ(Coles Bay)



Kemeちゃん、寒いと悲鳴。隣りでは分厚い肉がジュージューと美味しそうでした。