無料ｷｬﾝﾌﾟ場に泊まる（2/7　晴れ　Conara）

07:30起床。右隣りのｽｲｽ人ｷｬﾝﾊﾟｰと話をする。長期旅行になるとｷｬﾝﾋﾟﾝｸﾞｶｰを買った方がﾚﾝﾀﾙより安くなるとのこと。買った時に、最低売却価額が保証されているので売り先の心配はないが1万ﾄﾞﾙの損になると言っていた。現在、60才で、既に退職し今は夏しか仕事せず、冬は旅行だそうで、20年前に北海道から与論島まで旅行したことがあるとのこと。ﾁｭﾘｯﾋに来た時は、寄ってくれと言って10時過ぎに出発して行った。

左隣りのｷｬﾝﾊﾟｰの人に今日走る予定のところでｷｬﾝﾌﾟ場の有無について聞きにいく。無料のｷｬﾝﾌﾟ場も2、3あり心配なさそうである。11時出発。日が射していてもNZのように暑くて風が吹くと寒い。これまでは郊外を走っていても開けていて住居が見られたがPerthを過ぎると、NZのようにほとんど家が見られなくなる。地図上に町の名前があるのだが、店は一軒もなし。15時を過ぎると宿と食べ物が心配になってくる。

15:30Clevelandのｶﾞｿﾘﾝｽﾀﾝﾄﾞ兼ﾌｰﾄﾞｽﾄｱに寄る。ここでｷｬﾝﾌﾟ場の場所確認。NZでは水で懲りたので750CCのﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙ4本と牛乳2ﾘｯﾄﾙﾎﾞﾄﾙ、他にﾃｲｸｱｳﾄを買う。ｶﾞｿﾘﾝ補給に立ち寄った日本人女性から日本の方ですかと声を掛けられる。旅行して6日目ですが、日本人に会うのは初めてだそうで、気ままに自転車で旅をしていると答えると、そういう旅に憧れますと言われる。

ｽﾄｱで食料が調達できるとほっと安心する。道路にはやはり動物の死骸があり、NZは皮と毛だけが残っている死骸が多かったけど、豪州は生々しい。血が流れている････。きっと車に跳ねられたんだね。道路に出てきちゃﾀﾞﾒだよ！（keme)

ｶﾞｿﾘﾝｽﾀﾝﾄﾞから10km程先で国道1号線からちょっと脇に入った公園内のｷｬﾝﾌﾟ場に17時到着。何台かのｷｬﾝﾋﾟﾝｸﾞｶｰが止まっていて、そのうち何人かで何やら情報交換している。無料でどこでも好きなところにﾃﾝﾄ張っていいよと言われる。ﾄｲﾚ、水、ﾊﾞｰﾍﾞｷｭｰ施設がありの無料ｷｬﾝﾌﾟ場。外は寒いのでﾃﾝﾄの中で19:30夕食。NZでは21時半過ぎまでは明るかったが、こちらでは20時半過ぎると薄暗くなる。食べ終わって1時間半後には寝る生活が続く。いくら毎日自転車に乗って運動しているからといっても体に悪いだろうなと思いながら22時半就寝。

（Hadspen〜Conara　57km、ConaraのPark内のFree Camp Ground ﾃﾝﾄ泊）
　

ｷｬﾝﾌﾟ場の朝。ｷｬﾝﾋﾟﾝｸﾞｶｰ用のPower Siteにﾃﾝﾄを設営