タスマニアの始まり(2/5 晴れ Deloraine)

08時起床。朝食にキッチンに行く途中、キャンパーからコンパクトにバックに生活道具をすべて積み込んで自転車で旅行するなんて驚きだとほめられる。そう言われると、確かに、あの馬鹿でかいキャンピングカーに一杯荷物を積み込んで旅行している人達からは想像できないだろうと、ちょっと誇らしい気持ちになる。いつもは他のサイクリストの前では、荷物の多さで恥ずかしい思いをしているんですが。


何でも持ちたがるHardよ、昨日のイギリス人のサイクリストの教訓を忘れないでね(keme)


取りあえず、南の首都Hobatoに向けて走ることにする。直ぐ隣りのキャンパーにタスマニアの道路状況やアップダウンについての情報を聞きに行く。途中のDeloraineはきれいな町でキャンプ場もあると教えてもらう。初日は12時過ぎと相変わらずの遅い出発となってしまったが、国道1号線沿いにあるDeloraineに向け出発。


路面はNZのように粗くなく、日本と同じように滑らかである。NZでの幹線道路は車がびゅんびゅん走っていたがそれに比べると車の数が少なくて走りやすい。NZほどではないにせよ、アップダウンの道路が続く。


ルート1に入るなり、時速110km制限の指示あり。久しぶりの高速道路走行で又恐怖が蘇る。やっぱり恐いよ。ランチを道路脇で取った後、Hard君はどんどん先へ行ってしまった、もう3時間も走りっ放しで腰が痛んできた。待ってよぉ〜!休憩しようよぉ〜!(keme)


17:30Deloraineのキャンプ場に到着。オフィスのドアは金網の付いた二重ドア。NZでは一度も目にしなかっただけに最初は異様な感じがする。Devonportでのキャンプ場と同じようにキッチンとトイレは常に鍵がかかっているので、二人で一つの鍵を渡される。二人で20ドル。キッチンは電子レンジとトースターが付いているだけ。自転車も盗難の恐れあるので、キッチンに入れて置くよう勧められる。


前には川が流れ、公園の中にあるまあまあのキャンプ場でした。


(Devonport〜Deloraine 56km、Deloraine Caravan Park テント泊)


  
キャンプ場の朝。テントを畳んだ後に、鳥たちが日向ぼっこの場所になってしまいました。


キャンプ場のキッチン(NZと比べると寂しいですが)



NZと同じような風景が広がります