もう一泊したかったなぁ（1/25　快晴　Springfield）

10時過ぎ出発、市内の観光案内所で今日宿泊予定のArthurs Passの情報を得る。直ぐ近くの公共駐車場（2時間無料）に車を止め、30mほどの所にある図書館へ。ｲﾝﾀｰﾈｯﾄが無料とあって同じような利用者で一杯だ。1時間半ほどで切り上げ、鉄道路線に並行して伸びる一般道路を走り、20km先のMoanaでBrunne湖を眺めながら昼食。

Otkraを過ぎると、急な険しい上りでしかも狭くて自転車には厳しい道である。Arthurs Passの町に16時半到着。DOCの案内所でｷｬﾝﾌﾟについて聞いてみると、この辺りは鳥（Kea）が多く、食べ物をあさるので注意する必要がある。人に危害は与えないが、ﾃﾝﾄの中に食べ物を置いておくとﾒﾁｬｸﾁｬにされ一旦そうなったらもう見ているしかない。出来る事といえばせいぜい水を掛けて追い払うぐらいである。また、自転車のｺﾞﾑとか自動車のﾜｲﾊﾟｰをつついてもてあそぶとも言われる。案内所前のｷｬﾝﾌﾟ場が二人で12ﾄﾞﾙ。ｷｯﾁﾝはあるもののｼｬﾜｰなし。もし、危害にあったら割に合わないので60kmほど先のSpringfieldまで行くことにする。

Arthurs峠を越えると、平坦な道になり、風景もがらりと変る。19時Springfieldに到着。ｶﾞｿﾘﾝｽﾀﾝﾄﾞで牛乳買って、ｷｬﾝﾌﾟ場教えてもらう。ｷｬﾝﾌﾟ場ではちょっと前に到着したばかりという老夫婦のｷｬﾝﾋﾟﾝｸﾞｶｰ（ﾊﾞｽ）の隣りにﾃﾝﾄを張る。二人で7ﾄﾞﾙ+ｼｬﾜｰ1ﾄﾞﾙ、ｷｯﾁﾝは無いが安くて直ぐ前が牧場でその向こうには山の風景が広がり抜群の環境。

Dunedinに住んでいるという隣のおばさんが話しやすくてとても親切。足下に小さい虫（sand fly)がまとわりつき、刺されてやたらと痒い。それを見て、痒み止めの薬があるかと聞いてくる。持っていませんというとｷｬﾝﾋﾟﾝｸﾞｶｰに戻り持ってきてくれる。山をﾊﾞｯｸに写真を撮っていると、二人一緒の所を撮ってあげましょうと言ってくれる。夕食の終わりの頃をみはらかって、暖かいお湯は要りませんかと持ってきてくれる。こんなにｷｬﾝﾌﾟ場の中でNZ人から親切にしてもらったのは初めて。せめてもう一日ゆっくりできればもっと話ができたのに残念！

大きなｷｬﾝﾌﾟ場は設備はいいけど、小さなひなびたｷｬﾝﾌﾟ場には高齢のｶｯﾌﾟﾙが多くとても親切で温かく接してくれる。今日はその上風景もばっちりで大自然の中で寝れるなんて幸せ！数え切れない夜空の星にも感激。おやすみなさい〜（keme)

（Greymouth〜Moana〜Arthurs Pass〜Springfield　197km（ﾚﾝﾀｶｰ）、Kowai Pass Domain Campgroundﾃﾝﾄ泊）

朝のｷｬﾝﾌﾟ場風景