西海岸、車の旅の終わり！（1/24　快晴　Greymouth）

07時半起床、ﾌﾗﾝｽ人ｻｲｸﾘｽﾄは既にﾃﾝﾄを畳んでいた。荷物を整理して朝食へ。昨日、朝食を一緒にと約束していたが、我々が遅かったのでもう済ませたかと残念と思ったら、待ってくれていたのか後からやってきた。ｵｰﾄﾐﾙに粉ﾐﾙｸ、ﾁｮｺﾊﾟｳﾀﾞ、ｼﾅﾓﾝ、ｱｰﾓﾝﾄﾞ等に水を入れて煮込みどろどろになった状態で出来上がり。少し食べさせてもらう。

出発準備を整え10時半、一緒に車で5分ほどのﾌｫｯｸｽ氷河を見に行く。荷物が多くて2人しか乗れないので、ﾌｫｯｸｽ氷河とｷｬﾝﾌﾟ場を往復することにする。先にKemeちゃんを乗せ、その間に、ﾌﾗﾝｽ人は荷物を積んだ自転車をｷｬﾝﾌﾟ場に預かってもらう。氷河の中へはｶﾞｲﾄﾞなしでは入れないので、遠くから眺めるしかないがMt Cookで見た時よりも大きくてきれいだった。

ﾌﾗﾝｽ人ｻｲｸﾘｽﾄはｱﾆﾒの中で谷口XXXの”God of Summit"が一番だと言っていた。また、千と千尋の神隠し(？)にはｲﾝﾄﾞﾈｼｱの音楽等が取り入れられているとかいろいろ教わる。ｷｬﾝﾌﾟ場まで乗せようか言ったが、時間がもったいないので、自分でﾋｯﾁﾊｲｸで戻ると言う。最後に3人で記念写真を撮ってもらった人が同じ方面に戻るのでその人に乗せてもらうことになる。ﾊﾟﾘ、東京でそれぞれ再会をと言って別れる。

隣り町、Franz Josefで給油。料金を支払っている時に、お宅の車から水が漏れているようだと言われる。ｸｰﾗｰを掛けた覚えはないし、また、ﾌﾞﾚｰｷを踏むとｶﾞｷｶﾞｷと変な音がする。ｶﾞｿﾘﾝｽﾀﾝﾄﾞの人に相談し、5km先の修理屋さんで見てもらうことにする。そこも親切な人で、いろいろ見てもらった結果、異常なし。ただ、ﾌﾞﾚｰｷﾊﾟｯﾄﾞが減ってきているので、そろそろ限界に達しているよとの警戒音で、ｸﾗｲｽﾄﾁｬｰﾁまでは大丈夫だと言われ一安心。相談料なし。

西海岸を北上、左右に大木が繁り同じような風景が続く。しかし北上するにつれ、次第に開け牧場風景が広がるようになり民家もポツポツ見えるようになる。これまで会う人、皆から西海岸はすぼらしいと言われてきたが、車でさっと通り過ぎたせいか感動することが少なかったようだ。18:40Greymouthｷｬﾝﾌﾟ場に到着。

ﾃﾝﾄの直ぐ後ろが海岸と環境がよく、ｷｯﾁﾝ、ﾄｲﾚ、ｼｬﾜｰ等の設備は申し分ないのだがｷｯﾁﾝに食器・調理器具がないのが残念。

（Fox Glacier〜Franz Josef〜Greymouth　182km（ﾚﾝﾀｶｰ）、Greymouth Holiday Park ﾃﾝﾄ泊）

ﾌﾗﾝｽ人ｻｲｸﾘｽﾄの朝食です