ついにQueenstown到着(1/15 曇り・強風のち晴れ Queenstown)

07:30起床、どんよりとした曇り空で風が強い。Receptionで今日と明日の天気予報聞くと、曇りだが、誰もどうなるか分からんよとつれない返事。明日は雨かもという人もありはっきりしない。Kemeちゃんの腰の状態が気になるが、何とかなりそうだというので、テントを畳んでQueentownに向うことにする。韓国人サイクリストも09時過ぎにQueenstownに向け出発して行った。10:30出発。キャンプ場の外はやはり風が強い。キャンプ場の前の道路がWanakaで開催されるトライアスロンの自転車競技のコースになっているのか、トレーニングで目の前を駆け抜けて行くが迫力があって格好いい。思わず見とれてしまい、写真に収める。


昨日オランダ人カップルに教えてもらったアイスクリームが美味しいという店は、観光バスが止まっていたので直ぐ分かった。沢山の人が並んでいるだけあってアイスクリームはなかなかのものだった。その店を出てしばらくすると、他の人から聞いていた通り、曲がりくねった狭いアップダウンの道が続く。途中、何人かのサイクリストに追い越される。その一人アメリカ人サイクリストは気さくな若者で今朝、Omaramaから出発したという。さすがに疲れたと言っていた。記念写真を撮って別れる。


険しい上り坂が続く中で、一休みの昼食時に、Kemeちゃん、腰の状態がよくないのか「英語で何をしゃべっているのか分からないし、会話の中に入れず、旅行が楽しくない」との弱音の一言に、ぐさり。


英会話ができないkemeは、ここ一ヵ月半会話と言えばhard君だけ。思いっきり喋って馬鹿笑いしたい。腰の調子も悪いし、体力的にも精神的にも落ち込んでしまった。次なるオーストラリアの旅を続ける自信もなくしてしまった。移動ばかりの旅にも疲れたしなぁ。。日本の友達の顔が次々と脳裏にでてきた。ふぅ〜(keme)


途中、バンジージャンプ発祥の地で一休み。橋の上から飛び込むのを眺める。10年前にタウポでやった時を想い出す。あっちの方がもっと水面までの距離が長かったような気がする。そこから橋を渡るが吹きさらしで自転車が飛ばされそうなものすごい風で、自転車を押して渡る。


Queenstownに近づくに連れて晴れてくる。何度かアップダウンを繰り返し、眼下に湖が見えてくる。湖畔には家が建ち並んでいる。美しい風景である。19時半過ぎ、Queenstownに到着。荷物のことを考えて、Wanakaのキャンプ場で日本人駐在員から教えてもらったタウンセンターから歩いて直ぐの丘の上から湖を見下ろせるキャンプ場でテント泊にする。さすがに観光名所の地で、しかも、立地も抜群の所で、テントサイトは所狭しの状態でテントが並んでいた。一人20ドルとこれまでで一番高い。


夕食は今日も21時を回ってしまったが、キッチン・食堂はキャンパーで一杯だ。ここで、Wanakaの観光案内所で会った5人組のサイクリストと再会。アメリカ人カップル、フランス人カップルそしてスペイン人で今日Wanakaから1000mの峠を越えてやってきたという。これで会うのが3度目だが、ようやく同じキャンプ場でのテント泊だ。彼らもここで3泊ほどするという。


3度目の再会でアンさんに会え、抱き合ってしまった。落ち込んでいた気持ちが少し晴れたかな(keme)


一つの目標としていたQueenstownに着いたのとKemeちゃんの腰の状態がどうもよくないみたいで、重い荷物をもってアップダウンの道を走るのは避けた方がいいだろうということで、オークランドから始まった自転車での旅は取りあえず終了とする。自転車に5つのバッグとリュックサックを持ってクライストチャーチまでバスと汽車で旅行を続けるのも現実的ではないのでレンタカーを借りて戻ることにする。


(Cromwell〜Queenstown 64km、Queenstown Lakeview Holiday Parkテント泊)



トライアスロン競技を前に練習中のロードレーサー


とっても美味しいアイスクリームでした


とても気さくなアメリカ人サイクリスト(Queenstownの街角で偶然再会)

   
バンジージャンプの発祥地だそうです。バンジージャンプの瞬間


ようやく目的地クイーンズタウンの畔湖が見えてきました