クライストチャーチ到着(12/30 快晴 Christchurch)

07時過ぎ起床、今日もいい天気である。クライストチャーチまで70kmのところなのでその手前14kmのKaiapoi辺りでキャンプするつもりでゆっくり出発準備。キッチンでキャンピングカーで来ている人から、NZでは15歳から車の運転ができ、スピード出すから事故もとても多く、UKよりもひどい状態で、自転車に乗る人は少ない。貴方たちは勇敢だと言われる。そう言われると南島に入って見かけたサイクリスト数人で、まだ出会って話しをしたことがない。自転車天国と聞いてきたのになぁ。


クライストチャーチからのキャンパーで新年をここで過ごすというおじさん、おばさんにKemeちゃん折り紙プレゼントして12時半過ぎ、キャンプ場を後にする。下り坂でしかも道路も狭くて路肩も自転車が通れるほど広くない、その上に自転車の横を車がすごいスピードで通り抜けていく。いやでも、今朝の事故の話が頭をよぎる。Kemeちゃん車道避けて砂利道を走ったら、NZで初めての転倒、韓国以来2度目。後ろが見えないのは危険と、ミラー急いで取り付ける。曲がりくねる坂道の後は、真っ直ぐの緩やかな下り坂、ペダルに足を置いたまま、平均時速25〜30kmで、一気に次の町Waipara近くまで来てしまう。時間にして15分以上は乗っていたような気がします。幸い横をトラックが走ることもなく、これまでで一番気持ちのよかったサイクリングを経験。


Waiparaで更に車の往来の激しい1号線に合流して直ぐに長い橋。橋の手前から路肩が急に狭くなり、しかもかなり強風の横風。後ろを何度も振り返りながら、車の流れが途切れるのをじっと待っていたら、バンが一台止まってくれる。自転車でこの橋を渡るのは非常に危険だ、もしよければ載せてあげるけどの一言。吹きさらしの橋の上を果たしてに渡れだろうと思っていただけに、本当に助かりました。


1kmほど走ったところで降ろしてもらいクライストチャーチに向け走り出そうかとした時に、向こうから一人のサイクリスト。NZで初めて出合った日本人サイクリストで、しまも南島で会話をしたサイクリスト。昨日クライストチャーチに到着し3週間かけてオークランドまで走るとのこと。


今日中にクライストチャーチまで走ることに予定変更。18時半Kaiapoiに入り、しばらく走ったところで、向こうからきたタクシードライバーのおばさんから、この先の橋がCLOSEで渡れないからこのまま橋っても無駄だからKaiapoiに戻ったほうが賢明との忠告。取り合えず様子を見て判断しようと橋まで走る。確かに、Bridge Closeのサイン。工事中の人に様子を尋ねると、今工事が終了、通過OK。ラッッキー!今日は、遅い出発が運を呼んでくれたのか。1、2時間早く出発しておれば確実に橋は渡れませんでした。でも、連日の遅い出発にKemeちゃんはご機嫌斜めでしたが。


クライストチャーチの中心地大聖堂到着20:30。公衆電話でBackpackerルに電話、3つ目でOK。自転車で5分くらいのところ。外からの見た目は、なかなかよさそうなところ。二人で48ドル、クレジットはダメで現金のみ。今日も遅く夕食で22時過ぎ、3人相部屋に戻った時は部屋の電気は消され真っ暗、起こさないように気を使って就寝。


(Waikari〜Christchurch 73km、Chester Street Backpackers泊)



クライストチャーチからキャンプに来ていた人に折り紙のプレゼント。NZではこのように大勢の年配の方もキャンプを楽しんでいます。



強風で橋の手前で躊躇していたところ、危ないからと自転車を載せてもらいました。


道中の公園で昼食。しばしばテーブル利用させてもらっています。