クライストチャーチ向け出発!(12/28 小雨・強風・時々晴れ・雨 Mt Lyford )

07:00起床、外へ出てみると、どんよりと厚い雲に覆われ今にも雨が降りそうな天候、しかも強風である。そのうちパラパラと小雨である。これ以上出発を遅らす訳にもいかず、5日分の宿泊代+クリスマスのランチ、二人240ドル支払ってチェックアウト。コーヒー、紅茶、砂糖サービスしかも楽しい日々を過ごさせもらって、本当にいい所でした。Kaikouraといえば鯨ウァッチンク(一人、140NZドル、Cray Fish(伊勢えび、最低でも一尾30NZドル)等いろんな見所で有名な所、金銭的な面もありますが、結局ほとんどどこへも行かず仕舞いでしたが・・・・


記念写真、最後の挨拶をして11時近く、ユースホステルを後にする。Isiteに寄り、クライストチャーチまで海岸線ルートと距離が15km長くなりしかも500mほど登らないといけない山側ルートとどちらがいいか意見を聞く。前者は車の往来が激しく自転車と車にそんなにスペースがなく危ない、風圧は、前者も後者も同じようなもの、私であれば後者を選ぶとの話。どちらを選ぼうか二人で悩んでいたが、その話を聞き、山側ルートに決断。


途中、Foodストアはないと聞いたのでスーパーでパンと飲み物を買い、11:30出発。Kaikoura市内から5kmで右に折れ、山側ルート本日の宿泊予定地Mt Lyford に向う。厚い雲から次第に晴れてくる。陽が照り出すと暑く、アップダウンの道であるが、周りの景色はすばらしい。ものすごい強風、しかも向い風。前に進まない、時折の横からの突風で自転車が道路側や道端へ押し出される。海岸線を走らなくてよかったと思う。15時頃までには強風も収まってくるが、次第に雲行きがあやしくどんよりとした厚い雲へと変わる。坂を登り切った所で一休みしていたらその横の牧場で仕事を終えた、おばさんから話しかけられ、水がなければ、家で待っているから寄りなさいと言われる。願ってもない話に直ぐ、是非お願いしますと、1・5kmほど先に行った素敵な家に立ち寄る。


温かい紅茶とクリスマスケーキを頂いて30分ほどお邪魔して家を後にする(16:30)。しばらくして雨が降り出し合羽を着る。それからが本降り。こんな雨の中の走行は今日が初めて。Keme、雨と寒さで手がしびれギア変換の力が入らないと登り坂はずっと降りて手押しとなる。


20時、Mt Lyford ロッジにようやく到着。Kemeちゃんのレインコート、ゴアテックスでないので雨が染み出していた。一番安い、ベッド一人30ドルにする。10ほどベッドが他に客はいなくて我々だけ。SPA(Hardのみ)に入り、温かいシャワーを浴び、22時過ぎ夕食。23時過ぎ就寝(Hardワインを飲んで、いつの間にか寝込んでいた。いつも悪いパターン。糖尿病境界型、注意しなきょと思うんですが。5日間、飲み食いでなまっていたにも拘わらず、500mの坂、休憩時は除いて、一度もサドルから下りることなく漕ぎ続けました。そのせいで疲れが出たのかも。ぐっすり寝込んでしまいました。)


向かい風の強風で登り坂が続き、kemeの自転車は進まない。やっとhard君に追いつくと「今日は調子悪いの?」こんな悪条件ですいすい自転車こげる訳ないじゃんか!!(keme)


Hard君は交通ルールを守る模範運転者だけど、路肩直ぐ横は崖なんですけど、、強風で自転車のバランスを崩したら崖の下へまっしぐらだよ。。落っこちてもしらないから・・・(keme)


ほとんど車の往来もない寂しい道で雨の中、考えているようで実は何も考えておらず、ひたすら前の白線を見ながら走っているんですが、今日は、ふっと、まだ独身だった頃、雨の中、同じように只管白線を見ながら、誰もいない寂しいマンションに向け、オートバイで夜の高速を走っていた事を思い出しました。こういう時は、一人でなくて二人でよかったとつくづく思います。Kemeちゃんに感謝、感謝。


強風・向かい風の上に豪雨で、手は冷え切って思うように動かなくなりハンドル操作もギアチェンジもできなくなり、涙が雨と一緒に流れたよ(keme)


(Kaikoura〜Mt Lyford 63Km、Mt Lyfordロッジ)


  
25日のクリスマスランチです。


毎日の同じ繰り返しから変化が欲しくてNZまで来たというスウェーデン人との別れ


5日間のんびりと過ごしたホステルの前で


吹きさらしで、強い向かい風に悩まされました。



牧場の前で、一休みしていたら、お水は大丈夫と声を掛けられ、温かい紅茶とクリスマスケーキまで頂きました。