11/18 クスコ(標高3400km)到着、Keme軽い高山病にかかる

バスの中で朝を迎える。かなり登ってきたようで、窓の外は砂漠から一転、険しいアンデスの山々だ。その間を縫うようにアップダウンを繰り返しながらバスは進ん行く。そのうち、集落が見てくる。コンクリートの茶色の家々が見え三つ編みのおさげにスカート姿の女性も見える。車内で突然、背広姿の若い男性が通路に立ち上がり何やら演説を始める。腰にスピーカーを付けている。熱が入りそのうち上着を脱ぐ。熱弁で、スペイン語で30分近く喋りっぱなし。終わり近くにカバンから商品を取り出し、皆に配り始める。政治的な話しかと思っていたら何だ、栄養食品の効用についての宣伝だった。ほとんど買う人がいなくて、最後はまた商品を回収していった。

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車窓からのアンデスの山々

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突然立ち上がり熱弁中のセールスマン

目の前に盆地が広がり、遠くに茶色の無数の家が見えてくる。山の斜面に反り出すように立てられた家の前を通り、クスコの町に入る。10時、無事クスコ到着。ここでリーさんと別れるリーさんはタクシーで別のホステルへ。車の往来が激しい。自転車を押して歩きながら5km程にある市の中心、アルマス広場へ。日本人宿のペンション八幡を探す。坂の多いところで、階段あり、ぼこぼこの石畳ありで、通りがかった親切なペルー人と同じ八幡に泊まっているという日本人二人に助けてもらいながらやっと八幡に辿り着くことができた。自転車はやっかい者だわ・・・

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クスコの町に入りました

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                 リーさんとはここでお別れ

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クスコの中心、アルマス広場

中庭に自転車を置かせてもらう。窓のない部屋で暗いなぁ。談話室にはここに泊まったバックパッカー等の日本人旅行者が参考に現地での旅情報をメモ書きしてくれた「情報ノート」が何冊も置いてあり、その中から生の参考になる情報をたくさんゲットできた。また、宿泊者は全員日本人で、親切にいろいろと教えてもらえるから有難い。ランチは日本人旅行者に教えてもらった近く小奇麗なお店でペルー料理を食べに行く。スープ、メインディッシュ、飲み物デザート付きで一人7ソルの日替わり定食を食べる。安くてとてもおいしかったです。

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日替定食、これにメインデッシュとデザートが付き、7ソル(約230円)


移動距離5km(バス停~ペンション八幡)、ペンション八幡 40ソレル