11/16 狂犬病の注射打つ。南米で初めて出会ったのが日本人サイクリスト!

先生から丁寧な返事が返ってきた。リマの日本大使館にも病院を相談したらとのアドバイスで取り合えずメールで問い合わせをし、9時過ぎ、飼い主のおばさんと一緒にタクシーで病院に行く。昨日と同じ窓口ではなく通常の窓口に回される。が、あっちこっちにたらい回しされた挙句待たされる。当然のことながらスペイン語。何が何だが訳が分からない。病室前は患者さんで結構混んでいる。30分ぐらいしたら、昨日対応してくれた医師が診療室に入れてくれてその場でお金を払い、昨日と同様ゴシゴシ消毒の処置。今日も治療代はおばさんが払ってくれ申し訳ない気持ちだ。

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ナスカ国立病院受付とその前に置かれている像

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病院近くでの果物売り。果物がおいしいです

宿に戻ると、日本大使館の方でも病院に電話を入れてくれたようで、直ぐに狂犬病ワクチンを打つよう返事が入っている。急いで指示された国立病院にタクシーで向かう。同じ道を走るし嫌な予感がしたが、やはりというか、何と同じ病院。救急窓口では注射は不要と一点張り。大使館からも注射をするようアドバイスされたと説明するとようやく予防接種の窓口に案内してくれる。どうも病院内は縦割りになっているようだ。日本で3回予防接種している証明書を見せると、今日から5日間連続して打つよう説明される。腕ではなくお腹にブスっと打ってもらい無料だった。日本で受けた時は13500円だったのにな。。でも、注射針は大丈夫かいと思うと不安になるがどうにもならない。

ランチは安食堂で一人6ソレス(180円位)。スープにご飯・肉炒めで旨く安い。4時水路とパレドレス遺跡を見学。年に2日ほどしか雨が降らないのに、渦巻き道の下に水路があり魚もいて水もきれいだ。パレドレス遺跡はかなり風化が激しかった。

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インカ時代に造られ、今も使われている水路

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パレドネス遺跡

クスコ行きのバス会社を何軒か回るが、自転車は載せられないと断られる。通りがかりのおばさんの紹介してくれたバス会社でようやく自転車持込の予約が取れた。おばさんに何かしないと悪いかなと思っていたら、墓地跡ツアーはどうですかと勧められる。明日のバスは夕方で時間があるので、お礼も兼ねてツアー申し込む。

宿に戻ると、敷地内で日本人サイクリストが自転車を分解しグリス油を差していた。リマからサイクリング再開して初めて会ったサイクリストだ。彼は西安から出発してベルリンまで走り、そこからアラスカに渡り、アラスカから南下して南米にまで辿り着いたそうで、すごいパワーに敬礼だ。

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