11/15 セスナ機からの地上絵に感激もつかの間、Hard君が犬に噛まれる

6時起床、セスナ機に酔わないよう朝食を食べず。07:15タクシーが迎えに来る。同じホステルのブラジル人とイギリス人カップルと一緒だ。途中、銀行ATMに寄ってもらい、キャッシング。でも、ペルーに来て初めてで時間がかかってしまった。次いで、町から4km離れた空港へ向う。空港税を払い荷物・身体チェックを受ける。客4人に2人のパイロットの6人乗りだ。セスナ機なんて初めてでわくわく・ドキドキだ。12個の地上絵を見た。想像していたより小さく、乗る前にもらったコース案内図と照らし合わせながらよ~く見ないと分からないものもある。

昨日、自転車で走ったパンアメリカン・ハイウェーや観察やぐら(ミラドール)も見える。観察やぐら近くでは地上絵の一部を削るかたちでハイウエーが建設されてしまったのが見えて取れる。地上絵を発見した人もすごいが、それ以上に、上からしか分からないものをしかもこんな広範囲にわたる砂漠地帯にどうやって描いたのだろう。酔うことなく35分のフライトはあっと言う間に無事終了。

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4人乗りセスナ機 同じ宿のブラジル人カップル

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ナスカ上空からの地上絵、ミラドール、ハイウェー

宿に戻り近くに屋台の果物を買って帰ろうと歩道から車道に出ようと、踏み出した瞬間、hard君が犬に噛まれた。屋台の下に潜んでいて、いきなりがぶりと噛み付いたようで、足が痛い何があったのと足元を見たら、犬が足首をくわえていたそうだ。飼い主のおばさんが店からでアルコールと脱脂綿を持ってくる。直ぐ近くにいたおばさんが病院に行かなくても、アルコール消毒だけで大丈夫と脱脂綿で傷口を拭いてくれる。

犬が噛み付いたということを聞きつけて、ホステルのオーナー、セスナに一緒に乗ったブラジル人も駆けつけてくれる。ブラジル人が噛んだ犬の写真を撮った方がいいとアドバイスしてくれ、急いで写真を撮るが、撮ろうとした矢先、どこかに隠れてしまうが、出てきたところを多分この犬だったとカメラに収める。直ぐに病院に行った方がアドバイスされ、犬の飼い主、オーナーのお父さんと一緒に4人、タクシーで病院に向かう。病院の救急窓口に行く。対応した医師も狂犬病ワクチン接種は必要ないと、噛まれた足をゴシゴシ洗い消毒して、抗生剤7日分と痛み止め3日分を処方してくれて終わり。通院の必要はないかとこちらから訊ねると3日間消毒に来なさいと言われる。料金は全て飼い主が支払ってくれた。

いくら消毒だけで大丈夫と言われても不安なので、宿に戻ってから、予防接種を受けた東京医科大の先生に状況を説明しワクチン接種しなくてもいいのかメールで問い合わせする。夕食に外出するがうようよいる犬が恐く、棒持って歩く。自転車は特に犬のターゲットになるそうでこれから先ますます不安になる。今日の始めは青空からのすばらし眺めに大満足だったのになあ、最後は憂鬱な気分で終わった一日となってしまいました。

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多分、犯犬はこの犬です


移動距離0km、Inti Wasi Hostel 30ソレル 2泊目