11/13 日没になっても宿にたどり着けず・・・

9時半にホテルを出てスーパーで買出しすると、10時出発になってしまった。サンチアゴを過ぎると店がないため多めに食料を買った。パン・果物・野菜は量り売りのため時間がかかる。11時半頃アップルパイを食べる。リンゴが一杯入っていて美味しい。

13時砂漠のど真ん中でランチ。自転車にシートをかけ、その僅かな陰の下で食べていると、ハエが集まってきた。家畜も何もない砂漠に何でハエがいるの?暑くて食欲が出ない。昼食後、急に風向きが変わり、一転きつい横風に悩まされる。一時間走っても9kmも進まない。おまけに長い緩やかの上りが続くようになる。15時過ぎ、果物のMOCOをかじる。最初おたまじゃくしみたいで気持ち悪かったが、美味しい。16時を過ぎてようやく横風が治まり走り易くなるが、涼しくなり宿が心配になり始める。

17時半、Santa Cruzに着く。手持ちの地図上に名前が載っているので宿があることを期待したが、小さい村でしかない。村の人に宿を訊ねる。20km程先の、PALPAまで無いと言う。残りのアップルパイをかじりスピード上げてひたすら走る。日没が近くなってきた。行けども行けども町が見えてこない。持病の腰痛がでてきたが走るしかない。長い下り坂の先にようやく明かりが見えてきた。18時半検問中のポリスにホテルを訊ねる。ここには無く、この先の長い坂を上って下った所のPALPAの町まで行かないと無いと言われる。辺りはもう真っ暗。ポリスにライトを照らしてもらいながら、バッグから自転車用ライト取り出し、自転車に取り付けて走り出す。犬が出てこないことを祈る。

長い上り坂を上っているとバイクのおじさんとミニタクシーのお兄さんが親切にも(でもホテルの客引きだったかな?)誘導してくれる。19時半やっとPALPAの宿に着くことができホッ!!恐かったぁ・・・。何と今日は100km近く走行していた。朝の出発を早くし、宿の確認をしっかりすべきと反省。夕食を食べに行く元気なく、宿で残ったパンと缶詰のウインナーと冷たい味噌汁を夕食にして、倒れるように寝てしまった。

ICA~PALPA 98km、Hospedaje Las Cocos 35ソレル

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お茶目なホテル従業員とホテル前にて

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ICAのスーパーでの買い物、目抜き通り

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午前中は快走でした

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あまりに日差しが強くて暑いのでこうして日陰を作って昼食

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この辺りから激しい横風と坂に悩まされての走行

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風が治まった頃